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【12/9~12/15】WEB3 x 地方創生の最新事例紹介

地方創生×WEB3・NFTの新たな活用事例は毎週のように更新されており、すべてキャッチアップする時間がない!!
そんな方に向けて、このnoteではWEB3×地方創生の最新事例・注目事例を毎週更新していきます。

12/16 更新の注目プロジェクトをチラッとご紹介

<今週のピックアップ事例3選>
☑秋田県秋田市 ふるさと納税NFT
☑北海道中札内村 宿泊券付きNFT販売
☑京都府城陽市 デジタル住民票×コスプレイヤー

①秋田県秋田市 美術大学と連携したふるさと納税NFT

秋田公立美術大学とNPO法人アーツセンターあきたは、KDDI株式会社の協力を得て、卒業生のNFTアート作品を秋田市のふるさと納税返礼品として2024年12月17日から提供します。対象となるのは、卒業生である真坂歩氏と菅原果歩氏の作品。真坂氏は秋田の伝統を活かした「真坂人形」の3Dデータ作品を、菅原氏は秋田の野鳥をテーマにした写真作品のデジタルデータをNFT化して提供します。

それぞれの作品は「αU wallet」を通じて購入者に提供され、購入者は私的利用の範囲で複製やカスタマイズを楽しむことが可能です。真坂氏の作品は3Dプリンターでフィギュア化でき、菅原氏の作品は印刷や額装が可能となっています。価格は真坂氏の「なまはげ」シリーズが64,000円、菅原氏の「Field Notes」シリーズが81,000円で、それぞれ限定5点の販売となります。

秋田公立美術大学は、この事業を通じてNFTの可能性を探り、アート作品の保存や継承、新しい芸術表現の価値を長期的に追求するプロジェクトを進めていく方針です。

②北海道中札内村 宿泊券付きNFT販売

販売

北海道中札内村は、複数自治体が連携する「美しい村DAO」に参画し、「グランピングリゾート フェーリエンドルフ宿泊NFT」の販売を開始しました。このNFTは、フェーリエンドルフでのコテージ1泊2日宿泊権や、中札内村の商品券5,000円分、工房で製造される「十勝魔法のマヨネーゼ ギフトセット」などの特典が含まれます。さらに、美しい村DAO加盟地域で利用可能な村民割引を受けられるデジタル村民証も付帯されており、価格は40,000円、販売は限定5口となっています。

今回の取り組みは、中札内村が新たな村のファンや関係人口を創出する狙いで実施されています。村の最大の宿泊施設であるフェーリエンドルフでは、過去にふるさと納税型クラウドファンディングを通じた施設整備が行われており、進化を続ける魅力を広く発信する一環としてNFTを活用しています。

「美しい村DAO」は、鳥取県智頭町、静岡県松崎町、長野県中川村、そして今回参画した中札内村の4自治体で構成され、デジタル技術を活用した地方創生を目指しています。

③京都府城陽市 デジタル住民票×コスプレイヤー

販売ページ

京都府城陽市は、地域振興を目的に「デジタル住民NFTアンバサダーカード」の販売を開始しました。日本最大級のNFTマーケット「HEXA」で、2024年12月12日から販売されるこのNFTは、コスプレイヤーのえなこ、篠崎こころ、宮本彩希とのコラボレーションによるデザインで提供されます。

カードのデザインは、城陽市の観光名所で撮影された写真を基に制作され、保有者には特典が付帯されます。特典には、アウトドアブランド「LOGOS」とのコラボで実現した室内キャンプホテル「LOGOS LAND」の宿泊割引プラン(最大5,000円割引)が含まれ、観光を楽しみながら地域とのつながりを深めることが可能です。

NFTは10,000円(税込・4K版)と5,000円(税込・Mobile版)の2種類で各100個が限定販売。日本円やクレジットカードで購入でき、ブロックチェーンウォレットや仮想通貨が不要であるため、手軽に購入可能です。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます!
「貢献/貢県」を可視化するマップ「デジさと」では、自治体さまや事業者さまとその地域ならではの資源を活用したNFTの販売、ふるさと納税NFTの販売プラットフォームです。

「デジさと」「WEB3地方創生ねっと」を運営する株式会社ICHIZEN HOLDINGSでは、企業様や自治体様と一緒にプロジェクトを進めております。
このnoteをご覧いただいて、「WEB3×地方創生事例の詳細を知りたい」「こんなことができないか相談したい」「ふるさと納税返礼品にNFTを活用してみたい」という方はぜひお気軽にお問い合わせください!


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