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ふるさと

飯坂には吾妻のおろし
灼熱の太陽にうたれて
泥にまみれ白いボールおいかけた
がむしゃらだった高校時代

 かならず迎えにくるからと
 彼女にわかれをつげた
 やまびこのホームに落とした涙
 いまごろどうしているだろう

  かえりたいいまだから
  かえれないいまだから
  なにもかもうつくしい
  ここがおれのふるさと

足利には赤城のおろし
きれいな夕日に暮れていく 
織姫山あれが渡良瀬橋
ギターとバスケの高校時代

 ずうっと一緒にいたいねと
 彼女はいつもいってた
 どこまでも歩いた表通り
 こんなに小さな街だったかな

  遠くにあるいまだから
  通りすぎたいまだから
  なにもかもすばらしい
  ここがおれのふるさと

  もどりたいいまでも
  もどれないいまはもう
  なにもかもなつかしい
  それがおれのふるさと


 
 

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