逝
今年も終わる寒い夜 携帯のベルが鳴った
信じられなかった おまえが逝ったこと
いつか遊びにきた道 思い出たどりながら
あのころよくみんなで 遠くへでかけたね
都会の空気がいやだと 北に旅立ったおまえ
時間のたつはやさが ちがうと笑っていた
はやすぎたよね 逝ってしまうのが
話したいことたくさん あったのに
おまえの口ぐせ 思い出す
会いたいよ おまえに とっても
結婚したばかりだった 他の誰にもいわないで
あのころと変わらない とどいた写真カード
おたがいこれからなのに 一人旅立ったおまえ
空に向かって歌うよ 俺の声が聞こえるかい
はやすぎたよね 逝ってしまうのが
話したいことまだまだ あったのに
おまえの口ぐせ 思い出す
会いたいよ なんども いうけど
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