本との出会いは家でもできる
青山ブックセンターさんで本を買った。
といっても実店舗には行けないので、お店の棚から本が買える青山ブックコミュニティーのアンバサダー特典を使って。
最近実用書より誰かの話や物語を読みたくなっていたので、今回はそんなラインナップになった。
1.ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引書』
前々から話題になっている本。
まさに誰かの物語だなと。
どこの本屋さんにもあるし、良い機会なので。
2.エレン・フライス『エレンの日記』
完全に直感。
この方のことは全然知らないけど、キャプションに惹かれて。
本を開いたあとは、少し違う自分になったと感じていたい。私なのだけれど、今までとは違う私になって、世界を新しい目で眺めたいのだ。(本書より)
日記という個人的な文章(雑誌に載せていた文章なのでもちろん厳密には違うが)でその人の気持ちを追体験するのは、知らない世界に触れられて楽しい。
3.野中モモ『野中モモの「ZINE」小さな私のメディアを作る』これも前から本屋さんで見かけて気になっていた。
昔自分の写真のZINEを作ったり、友達と作って出展したりしてたので、久しぶりにその手作りの世界を覗いてみたくなった。
4.最果タヒ『コンプレックス・プリズム』
最近『「好き」の因数分解』で初めてタヒさんを読んだ。
媚びのない文体が好きで他も読みたくなって。
5.長谷川愛『20XX年の革命家になるにはースペキュラティブ・デザインの授業』
これも完全に直感。
アーティストの方は普段の暮らしや仕事では出会えない。
自分の手で表現をする方たちの話を、私はいつも欲しがってる。
普段ネットで買うとなるとAmazonだけど、それは欲しい本が決まっている場合。
今回のようにフラッと買いたいときAmazonは向いてない。
そんな時に頼りになるのは誰かのオススメ。
青山ブックセンターさんに行くとついつい予定外の本を買っていた私。
ECサイトのラインナップもお店の雰囲気をそのまま出している気がする。
いつものカテゴリーとは違う本と出会う場所として良いなと思った。
(今回はECで買ってませんが、選ぶに当たってサイトを見ました)
外に出ない日がもう少し続きそうな5月。
今までとは違う環境で起きた自分の変化に、この本たちがどう作用していくのか楽しみだ。
いただいたサポートは次の話を書くための書籍の購入に充てさせていただきます! 本と本がつながる瞬間を増やしていきたいです。