思考の整理学
東大生、京大生が支持するベストセラー、外山滋比古/思考の整理学
外山先生曰く、
「知的会話とは、身近な人の名、固有名詞を引っ張り出さないこと。
共通の知人の名前が出ると会話はゴシップに終る」
また、
「同業、同じ方面のことを専攻にしている人間同士が話し合うと、どうしても会話は悪く専門的になる。話が小さくなりがちである」
とも。
これは昔から思っていることで、共通の知人が少ない人との会話の方が発見があって面白い。
国内外で一人で飲み屋に行くのが好きなのはまさにそういう会話ができるからである。
また、同業者との会話はただの傷の舐め合いにしかならず、よっぽどの人物とでないと全く面白味がない。
だからと言って、初めて会う方との会話があまり膨らまないようであればすぐに帰ってしまうのだけれど。
経験上、思っていたことが言語化されるとスッキリする。
今後もこの姿勢は貫く所存である。