随想〜肯定の旅路〜January 21, 2024
ある日のこと お地蔵さんに出会いました
とてもとても優しく笑いかけてくれました
僕は嬉しくて 嬉しいのに それなのに
「泣いてもいいですか」 そう呟いていました
誰かの犠牲になりたい
それは全てを終わらせたいための自暴自棄だと本当は知っていたのです
自分の卑しさを暴き本心を棄てることでしか
「ありがとう」を言われないだろう と
あの日 友人をわざと怒らせました
彼のメガネを弾き飛ばし逃げました
逃げながら僕は笑っていました
これで終わる と心で泣いていました
顔が痒くて