エンジニアやってて嬉しかったこと(たぶんその①)
なんだか、新卒採用の面談で逆質問のターンに入ると高確率で出くわす質問なので、もしかしてニーズあるのかなあと思ってこのタイトルで記事を書いてみることにしました。(まあでも、聞いといて損のない質問ではありますよね)
前提:未経験エンジニアのスタートなんて、最初失敗ばっか
別に美談でもなんでもなく、「今となっては結果オーライ」みたいなだけであるのは承知の上ではありますが、ご多分に漏れず私のスタートなんて失敗ばかりなものです。
「開発まだ?」「バグっとるやん」「ダサい」「使いづらい」、この4フレーズは開発携わってから半年ぐらいの間は毎週FBでもらっていた気がします。まあそもそも「新商品ベータ版あるから!あといい感じにヨロ!」みたいな感じで崖から突き落とすスタイルを望んでベンチャーに入ったわけなんで、特に文句も有りませんでしたが、必死さを常に煽られていた記憶です。
「これつくった人、天才やな」というクライアント様の声
気づけば7年位前のことになるので、だいぶ記憶もおぼろげですが、社内の営業後輩とかから電話がかかってきたときの話だと記憶しています。
「○○さんのつくった機能、案内したらお客様に『これ作った人にすごい!天才!って伝えておいてください!』」って言っていただきました!最近色んなお客様に話すときもどんどん嬉しい声をもらってます!いつも開発ありがとうございます!」
みたいな内容でした。その後メッセージが送られてきて、
もうなんか、説明はいらないと思います。号泣。
ちなみに、最初は褒められたことがうまく受け止めきれずに、「ドッキリだな、上司が見ているに違いない」という面倒くさい勘ぐりをしたりしていました。
結局ベタなのは利用者様の声
一周回りすぎてなんの変哲もないアンサーで大変恐縮ですが、1年目失敗ばかりしていた状況で「グッ」ときたのは「利用者(クライアント)様の声」だったというわけです。
当然「がんばったものが100発100中」というわけでもなく、「打率1%」で引くことができた泣くほどうれしい出来事、なところがまた記憶に残っている理由にもなってるのかなと。
なんでそんなにがんばれたんだろう
ここでちょっとだけ脱線します。私は一応我慢強い部類のカテゴリではあるだろうなとは思うものの、とはいえ99回も空振りするなんて地獄以外の何物でもないはず。なんでそんなにがんばれてたんだっけ、というところが今回振り返っていて少々気になりました。そしてふと思い当たる。
実は「打率1割」では、「(泣くほどでなくとも)うれしい」となるようにマネジメントされていた気がする。
今ならわかる的なやつですが、たぶんそうだったんだと思います。人間だって何かしらガソリンなわけで、その辺よくわかっていた上司がほどよく命綱を持って構えてくれていたんだろうなと気づきました。
たまにランチで応援してくれたり
たまに一緒に作ってくれたり
たまに仕事とはぜんぜん違うことを褒めてくれたり
「打率1%の泣くほどうれしい」は奇跡だけど、
「打率1割のうれしい」マネジメントで引き寄せてもらっていたものだった
なんとも絶妙な具合だったのでしょう。自分もうまく再現できるようにならなければならない。
まさかの「続く」
ちなみに、年次が上がって打率挙げられるようになってくると、それはそれで別の切り口でうれしいポイントが湧いてきたりもしたんですが、内容長くなると思ったんでそれはまた別の機会にすることにしました。まさかの「続く」です。それでは。
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