雑誌の旅
こんにちは。
InstagramもYouTubeも、私ナイズドされすぎて、繰っても繰っても20〜30代女性のVlogばかり。(好きなのは確かですが)
これはこれでもちろん楽しいですけど、同じ人の日常ばかり見ているとなんだか自分の世界が狭くなる気がして、少し息苦しさを感じていました。
そんな時、最近はコンビニや書店で雑誌を手に取っています。
書籍もいいのですが、がっつり読む時間がなかなか取れなくて…お手軽に読める雑誌をと。
(Audibleは『墨のゆらめき』以降も聞いています。最近は『レーエンデ国物語』が好きでした)
私が好きそうな情報だけじゃなくて、その一歩先の知らない場所を見せてくれそうな雑誌。
お買い物で使えるポイントがたくさん余っていたので、この数か月、表紙を見て「いいな」と思ったものは迷わずカゴにいれていました。
雑誌の好きなところ
買った瞬間のワクワク度が高い
“有料”級の情報が載っている
校正の通った文章なので読みやすい
一時中断からの再開がしやすい(SNSのように流れて消えてゆかない)
おまけがついてくる
ブルーライトの影響を受けない
デメリットは嵩張ることでしょうか。断捨離は得意分野なので個人的には気にならなかったです。
(良いものに「出会う」ライブ感を大事にしたかったので、電子書籍ではなく紙の雑誌を買いました。)
ということで、最近読んで楽しかった雑誌たちを紹介します。
まだ売ってるものもあるかもしれないので、気になったらぜひ、お手に取ってみてください。
Discover Japan 2024年5月号「進化するホテル」
さっそく息詰まってる感がありますね。この趣味が始まったきっかけとなった一冊です。
この時は忙しくて、「ホカンス(ホテルとバカンスを組み合わせた言葉)したい!!」という勢いで手に取りました。
旅先で"かゆいところに手が届いている"感じの設備があるホテルに行くと嬉しい気持ちになるので、「進化する」というワードに強く惹かれました。
全国各地の素敵すぎるホテルたちや美味しそうな朝食(大好き)を見ていたらなんだか満足してしまって、ホカンス熱もおさまりました。
Google mapにピン留めをしたので、私の月収が倍くらいになったら各地に泊まりに行きたいです。その時はもっと進化してるかなあ。
あと「ホテルブランド大解剖」のページがあって、各ブランドがどういうコンセプトで誰をターゲットにしているのかが総覧できたのも良かったです。
こうやって情報を概観できるのも雑誌の良いところかなと思っています。
散歩の達人 「みんなの練馬」
会社の先輩が練馬に住んでいた記憶があったので買ってみました。
面白かったのは、ヴィエイユというカフェはベーカリーでありながらアートや古本も置いていて、その選書を近くにあるsnowdropという古本屋さんがしているとのことでした。
どちらのお店も素敵な雰囲気で、地域で支えあっている感じが良い街そうだなと思って気になりました。
「図鑑カフェ」もあるみたいで、新しい世界を開拓するのにはもってこいな場所ですね。
もう少し涼しくなったら、友だちを誘って散歩してみたいなあと思っています。
OZ magazine 6・7月号「居心地いい店、東京の居場所」
続いてはクリームソーダの表紙が印象的なこちら。
私は一人でお店に入るのが、特に出迎えてくれた店員さんに「一人で…」と指を一本立てるのがなんだか苦手なのですが、そのせいでマックのポテトしか食べられないのもなんだかな、と思いこの本を手に取りました。
最初に目に飛び込んできたのは「オズマガジン公式キャラクター"トト"が誕生しました」というお知らせ。
ここで初めて知ったのですが、オズマガジンの名前の由来は『オズの魔法使い』だそうです。幼稚園でも小学校でもオズの魔法使いを上演し、ミュージカル『Wicked』を3回観た私からすると親近感は爆上がり。
『オズの魔法使い』でドロシーと一緒にオズの国に迷い込んだのが犬のトトですが、これをモチーフにしたキャラクターのようです。
※トトのイラストはリンクからご確認ください。かわいいです。
トトと一緒に写真が撮れるARもあるみたいで、デジタルマーケティングに携わっている身としては良い参考にもなりました。
danchu 2024年7月号「ひとりでも居心地のいいおいしい店ガイド75軒」
私の「ひとりで入れる店」探しはまだまだ続きます。
表紙に惹かれて購入したこちらは、載っている店のランクが高そうというか、「マックの次はこれではないな」という感じだったので数年後の自分のために置いておきます。
でも「ひとりで食事をするということ」というエッセイがあったので読んで元気をもらっていました。
30行弱の短いエッセイですが、じっくり料理を味わえる、気楽であるというひとり食べの良さを語りつつ、一人の寂しさもあるといったりきたりしていて、だいたい皆似たようなもんだなと気が楽になりました。
大人のおしゃれ手帖特別編集 はじめましょう 新NISA
NISAは既に始めていたのに買ってしまいました。
こういうところが、私のお金のたまらない所以かもしれません。
&Premium 2024年7月号 「すぐ作りたくなる、手料理のアイデア。」
散歩に(行ってもないのに)飽きたのかもしれません。自宅でできる手料理の雑誌に手を出しました。
私は普段まったくと言っていいほど料理をしないのですが、最近はテレワークも増えてコンビニ飯に飽きてしまったことが深層心理にあったと思います。
「料理上手38人の、お気に入りのひと皿。」という特集で、「菜の花としらすの餃子」とか「ヨルダンの炊き込みご飯"マクルーバ」という変わり種から、レタスチャーハンや「残り野菜と豆のスープ」などお手軽そうなものまでさまざまなレシピが紹介されていました。
これは食指が動いて「水晶鶏の山椒ナッツソースがけ」の山椒ナッツソースなし版を作りました。ポン酢をかけてもおいしかったです。
あとこの時期ちょっと急いで段ボールを切らないといけない場面があって(?)、下敷きに使ってしまいました。裏表紙にカッターの跡が残っていますが、電子書籍ではできない所業なので、これも紙のいいところかもしれません。(冒涜でしたらすみません)
1日で身について一生役立つ! ChatGPT最強の仕事術
弊社は秋に「AI研究発表会」と称して、AIを使った業務効率化を発表しあう会があるので購入しました。
ChatGPTはもともとかなり活用していた方ですが、ファイルの読み込みやマクロを作らせるとかはやったことがなかったので勉強になりました。
フルカラーで解説もわかりやすく、使いたくなる場面は一通りおされられているので、ChatGPT自体に苦手意識のある方にもおすすめです。
FUDGE 7月号 Disney Moments
Xで見かけて気になっていたら、翌日コンビニに売っていたので速攻でカゴに入れました。
ディズニーを楽しむのが大変になったと、Xのおすすめタブではよく見かけるのですが、この表紙を見ているとやっぱりワクワクするというか、ディズニーっていいなあみたいな気持ちになります。
まだ見ぬ新エリア・ファンタジースプリングスのアトラクションも写真たっぷりで紹介されていて、私ももう地図なしで歩けるんじゃないかくらい詳しくなった気になれました。
中でもおススメなのは「ファンタジースプリングスホテル」の「ファンタジーシャトー」の中庭「ローズコート」内(呪文?)の岩ですね。
ファンタジースプリングスはNARUTOの火影岩みたいに各映画の登場人物が岩になっているんですが、ローズコートにたたずむ『美女と野獣』の二人がとてもロマンティックなまなざしなので、実際に行ったら1時間くらい眺めてる自信あります。
なぜか一緒に組まれていたドーナツ特集もよかったです。
&Premium 2024年 08月号 「日本の美しい町を旅する。」
まーた買ってしまいました&Premium。いつも表紙が魅力的ですね。
「ちびまる子ちゃん」が表紙の9月号も気になっています。
「経県値」というアプリがあって、自分の行ったところがあるところに5点満点(通り過ぎただけなら1点、住んだことがあれば5点など)をつけていくものですが、友人が200点近くとっているのに対して83点だったのがショックだったのがショックだったと思われます。
メイン特集「日本の美しい町を旅する。」で紹介されたのは
札幌・山形・富山・高松・松江・奄美
その他著名人のコラムや工芸特集も面白かったです。
個人的には、島根は松江の夕焼けの写真が印象的でした。
水の都、小泉八雲が愛した町。最近は町の歴史を知ってから旅をしたい欲があるので、史跡の多く残る場所というのもロマンがあります。
他にも素敵な町並みがたくさんあったので(こうして文字を打っていると、「町」と「街」のイメージの違いがよくわかります)、目をつぶってパラパラめくって、えいやで止めたページの街を次の目的地とするのも楽しいかもしれません。
これも雑誌ならではですね。
さて。
ずっと何の話?って感じですが、以上が最近購入した雑誌のラインナップでした。
この間3か月と思うと、いっぱい買ったな~という感じがします。
私の世界は本当に広がったのでしょうか?成果物は今のところ水晶鶏のポン酢かけだけなので、費用対効果が見合っているのか心配なところです。
でも「涼しくなったら行きたいな」と思えるところはたくさんできましたし、google mapのピンもかなり増えた気がするので、暫くは必死こいて働いて、いつか本当の旅に出られるように頑張ろうと思いました。
展望としては、最近よく聞くZINEにもチャレンジしたいです。
練馬の本屋さんに置いてるって書いていたので、面白いのを見つけたらまたここでシェアします。
ではでは。