見出し画像

昭和の働き方に負けた瞬間

同僚と共に長時間働き、帰りにお酒を飲み週末はゴルフへ。会社員時代、起きている時間のほとんどを会社の人間と過ごすライフスタイルに、馴染むことがなかった。仕事が終わったらさっさと帰宅し、家事なり趣味なり自分の時間を楽しんだ。

ある日、仕事の定時時間を過ぎてスーパーで買い物をしていたら、一番上のボスからグループメールが届いた。
「やっと今会議が終わったから、よければ毎日の打合せをこれからやりませんか?」
えっ💦急に言われても困るし、もうオフ時間だし。断ろうと思っていたら私以外のメンバー全員(男性)が続々とWEB会議へ入っていく…皆まだ仕事中だったんでしょうけど、これじゃ家事・育児・介護などで仕事に全力投球できない訳ありメンバーがいつまで経っても孤立するじゃん!分かってないなぁと思いながら私は断固拒否。ボスが”良かったら”と切り出したところまでは良かったのに、周りが最悪でした。体育会系のノリもいい加減にしてほしい。

そういう人たちって時短勤務をしている人をどんなふうに思っているのか、一度聞いてみたい。どんなに社長や上司が啓蒙しても、個人ベースに根付いてなければマイノリティな立場は弱者のまま。長い目でみたとき、自分だって時短勤務するときがやって来るかもしれないのだから、お互いを尊重し配慮すべきところだと考える。

職場で申し訳なさそうにしているワーママがいる一方で、男性社員の育休取得が義務付けられた。果たしてどれくらいの人がどれくらい育休で休むのか。ここでもまた、制度があるのに休みにくい雰囲気を同僚が醸し出していたなら、いつまで経ってもジェンダーギャップは埋まらない💔

「会議やセミナーなどを、午後5時以降や土曜日に入れられてしまうのは問題だ。公式に参加しなくてはいけないものは、就業時間内に収めることが大事という気がする」