忘れず、伝えていく3.11

昨日、石巻から帰宅し、そのまま岸和田で竹のステージのワークショップにWBCSで参加しました。ワークショップという名のほとんどワーク笑 工程が少し遅れていて開始時は少しピリピリしていましたが、みなさんの頑張りのおかげさまで最後は、学生たちに笑顔が戻っていました。やっぱりマンパワーはすごい。

初めて訪れた土地

今回お世話になっている方にお声かけいただき、石巻の大川小学校の追悼式に参加させていただきました。

竹あかりを遺族の方々で企画され、1月から当日までの準備の様子や、やりとりに遠目からは参加させていただいておりましたが、、、当日場所を訪れた際に、忘れてはいけない事実と向き合うことになりました。

津波が、家族や友人。大切な方々の命を奪ったのみではなく、街をのみこみ今まで生活していた場所や故郷は現在は、住むことができなくなってしまいました。

実際に、体験した人にしか分からない事実に、私にはかけれる言葉も無く。

未来を変える。同じことが起こらないように、事実に目をそらさずに向き合い伝え続けるという方々に、逆に力をいただきました。

コンクリート製の校舎と診療所のみが残った

3.11前後の航空写真を拝見させていただいた際に言葉を失いました。残っていたのは、RC造の建物のみ、、、、

津波の恐ろしさを改めて実感しました。

そして、災害に強い家を作りたいとも思いましたし、今住んでいる地域は有事の際に何に気を付けないといけないのか、どう行動するべきか日ごろから考えておくことの大切さを実感しました。

仕事の拠点が変わる技能者の防災

災害に強い建物を作っていくために日々、良い仕事をしたいという気持ちを強く持ちました。

それと同時に仕事の拠点が変わる私たちは、仕事中に災害にあう可能性を、毎日おこなうKY活動のように各現場ごとに行わないといけない。

・ハザードマップ

現場ごとに休憩所などに掲示されている場合があるが無い場合は、スマホで国土交通省の運営するサイトなどでも検索可能。

・有事の際の避難場所を決める

仕事で訪れるのみの場所だと地理間が無く、特に近くの避難所をあらかじめ探して現場内でも共有する事が大切。

その他、家族に現場住所を共有したり、普段食べているカップ麺を多く車に積んでおくなど、場所を移動して働く私たちに寄り添った防災の観点もあるのだと考えさせられました。

ちょくちょく、防災士などの資格を保有している職人さんも見かけます。いざといった時のこころがけを一人一人が大切に。

ご安全に。