ルールをぶち壊せ!
皆さん、こんにちは。ルールをぶち壊せ! 木賃ふくよし(芸名)です。
(´・Д・)」 反則です。
ご退場願います。
さて。先日、こちらの黒板をツイッターにアップしたところ、9万いいねを頂きまして、ありがとうございます。
で。まあ、バズりますと必ず、
(´・Д・)」 逆張りする
アホが出現するんです。
それこそ頓珍漢な理論を展開してくる訳ですよ。ええ。
ええと。コレね? まず言わせていただきますと、「歩兵を横に動かせばいいんじゃない?」ってのがですね。
最もシンプルで伝わりやすいから選んだ言葉な訳です。
ぶっちゃけ、的確な例にするならば、
(´・Д・)」駒を手番に
何回も動かせたら
簡単に勝てるじゃん
って話ですけど、それだと伝わりにくいんですよ。現に、こんな風に長文で書いたら読む人は1/100ぐらいになるし。
なお、1度に4回動かせたら、7六歩、5五角、7三角、1五角で王手もクソもなく、先手を取った方が勝つ。先手を取った方が勝ちなら、将棋なんかせずともジャンケンで勝ち負けを決めたらいい。
で。「歩を横に」を選んだ理由は「歩が前に1歩しか進めない」という最低限度のルールさえ知ってれば理解できる事だからである。
残念ながら、香車、桂馬、飛車角の動きは知っていても、多くの人は金将・銀将の動ける範囲まで自信を持って答えられないのが現実。
だから「歩を横に」を選んだ訳だ。わかりやすいから。
で。将棋には「成り」がある。
敵陣に乗り込むことでクラスチェンジし、上級職にジョブチェンジする転職システムだ。(重複表現)
ここで、どの駒が「成れる」のか知っている人は更に減る。成った後の駒の動きなど言わずもがなだ。
歩兵が成り「と金」にさえなれば「横移動」も可能な事は百も承知である。
で。「この歩兵ってのを」って部分でその人が将棋を知らない事が理解できる仕組みである。
しかし、この黒板の文言に対し、
(´・A・)」 第三者視点は必要だろ。
(´・∀・)」 柔軟な発想だと思うけどな。
(´・皿・)」 新しい着眼点を否定するなよ。
(´・∀・)」 イノベーションでしょ。
(´°皿°)」 全 然 違 う。
あ の な ?
ワタクシは新しい発想や柔軟な考えは否定しない。第三者目線もだ。てか、むしろこれまでにない素晴らしい発想は大好きだ。
だが、
(´°皿°)」 歩を横に
動かせたらなんて
プレイヤーの誰もが
何度も何度も何度も
通ってきた道なんだよ。
新しくもない。柔軟でもない。第三者目線でも、
(´・A・)」 ないわ。
って超低レベルの寝言でしかない。ぶっちゃけ、ほぼ誰もが思うであろう、
(´・Д・)」 金持ちだったらなー。
と同程度の戯言なのである。
無論、ワタクシだって「金持ちだったらなー」と思うし、それを仲間内で夢物語として語るのはアリだ。だって皆、夢物語は好きだろう? それは否定しないとも。
しかし、ここで言ってるのは「部外者のアドバイス、こんなんばっか」って言葉通り、
(´・Д・)」 そんなの
金があれば金持ちだよ。
ってトートロジーに過ぎないのである。
ブサイクでコミュ障で金もない童貞に向かって、
(´・Д・)」 その顔と
コミュ障を治して、
金持ちになればモテるよ。
って言ってるのと同じ。どれもないから苦労してんの。そして、それを打破する知恵もないから苦労してんのよ。
だが、それでも何か良い知恵はないかと思い悩んでるところに、
(´・Д・)」 その顔と
コミュ障を治して、
金持ちになればモテるよ。
(´°Д°)」 アホなの?
野球やってる最中に、「このイニングはワンナウトチェンジな!」って言い出すようなモンである。
サッカーで「ボール持って走ればいいんじゃない?」とか言ってるのと同じ。
ボクシングで、「蹴ったら勝てるんじゃね?」って言い出すんかキミは。
ここで「部外者」と書いた理由を説明しよう。
ぶっちゃけ「現場の人間」以外と書けば、より誤読は減るだろう。しかし、
(´・Д・)」 語呂が悪い。
語感や語呂が悪いってのは、懇切丁寧な説明よりも伝わらないのである。
だからこそ「現場の人間じゃない」を「部外者」とまとめた訳だ。
そして、その「部外者」が何を意味するか。
(´・Д・)」 お前に
アドバイスなんか
1㍉も求めてねえよ。
って事である。おわかりだろうか。
柔軟な発想も、新しい視点も、ルール不備の見直しも、より良い環境への改革も、すべて必要である。
その為の外部からの意見は大歓迎なのだ。
だが、
(´・Д・)」 お前の寝言は、
アドバイスになってない。
しかも、お前には聞いてない。どうせ寝言しか言わないから、お前の意見は求めてない。そんなのはイノベーションでも何でもない。
(´・Д・)」 素人の横槍。
大きなお世話なのである。
ワタクシはそれこそ、外部の新しい着眼点は必要だと思う方である。考えが煮詰まる(≠行き詰まる)のは良いが、焦げ付いて(=行き詰まって)は意味がない。
新しい鍋に新しい食材で作り直す事は必要なのである。
だが、作りたいのは美味しい料理であって、
(´・∀・)」 俺の
好みの食材を全部
鍋にブチ込んだら
美味しくなるかもよ?
なんて意見は聞くに値しないのである。玉石混淆の中から玉を拾い上げることは大事だが、99.9%は使い物にならない石に過ぎない。
玉さえも磨かなければ使えない。それが現実だ。
そして、パッと見で輝きの片鱗もない石まで精査していては時間も労力も足りない。
石の中から、磨けば光りそうな10%を選り分け、洗って1%にまで絞り込む。
それを磨いて、ようやく0.1%が宝玉として光りを放つのである。
そりゃ、運良く最初に拾った石が宝玉になるかも知れない。しかしそれはイノベーションではない。単に宝くじが当たっただけである。
わかるだろうか。イノベーションなんてのは、拾った宝くじで3億円を当てることではない。そんな夢のような話は誰にも再現できないのだ。
イノベーションなんて横文字を喜んで使いたがるアホにはわからないかも知れないが、
実のところ、愚直な努力とイノベーションはさほど変わりはしない。やり方が違うだけだ。
ひたすら努力して実力を身につけるか、ひたすら努力して革新的なやり方を見つけるか。その差でしかない。
イノベーションって言ってれば新しくて簡単で効率がいい方法が見つかる訳ではないのだ。
そして、ワタクシが何故、この話の例えに「将棋」を選んだか。
(´・Д・)」 ここが重要なの。
立ち位置的には囲碁でもいいのだが、囲碁は将棋よりもルールが知られていない。チェスも然り。また前述のように
(´・∀・)」 サッカーで
ボールを持てば強い!
って話でも良かったのだが、それでは不完全なのである。
(´・Д・)」 将棋は
ルールが完成してるの。
正確に言うと細かい部分でのルール変更やレギュレーション変更(大会などのルール)がない訳ではない。しかし、起源が数千年前まで遡ると言われ、少なくとも今の形になって数百年。
つまり、将棋において将棋のルールは絶対であり、それはもはや、
(´・Д・)」 世界の法則なのよ。
引力とか、慣性の法則みたいなもの。それは変える事が出来ない。
そこまで言うと大袈裟だと思う人は、現在で言うところの、
(´・Д・)」 法律。
より強固なものだと思ってくれていい。つまり、
(´・∀・)」 お金がないなら、
銀行強盗すればいいじゃない♡
ってのは柔軟な発想でも、新しい視点でも、イノベーションでも何でもない。
これが「歩を横に動かす」という事なのである。
(´・Д・)」 それが
出来るんだったら
何も苦労せんわ。
それを、聞いてもいないのに、現場の人間に対してギャースカ喚いてくる。こんなに残念かつ迷惑な話はない。
おわかりいただけるだろうか。この黒板に対し、逆張りしたいがためだけに、
(´・A・)」 柔軟な発想だろ。
ってのは、まさに、
(´°Д°)」 聞いてもないのに、
横槍入れてきやがった、、、!
に他ならない訳である。
まあ、なんて言うか、歩兵を横に動かすのは好きにしたらいいけど、公式ルールでは、
(´・Д・)」 反則負けで終わりです。
てな訳で、本日のお話はこれにて投了(疲れた)。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。