わかっちゃいるけど、やらない
皆さん、こんにちは。わかっちゃいるけど、やめられないし、わかっちゃいるけど、やらない。木賃ふくよし(芸名)です。
あのね、よく聞きません?
「〇〇は若いうちにやっとけ」
的な。ね? 的な。ね? ね?
あれ、ヤですよね。言う奴は大概、持ってる奴なんですよ。地位とか金とか権力をね。
若いうちは、金も権力も地位もない。だから、やりたくてもやれないんですよ。
意味ねえ。
そんなアドバイス意味ねえ。
金、地位、権力、頭脳、コネ、話術、美貌、身体能力。
持ってる奴の意見を聞いても、持ってない側からすれば、
「Hahaha.nice joke ! 」
ぐらいのもんですよ。
まだ、若いうちにコレなら出来たはずなのに、やってこなくて失敗したって話の方が素直に聞ける。
悲しいかな、嫉妬なんてするだけ無駄だとわかってても、持ってる奴の言うことなんか聞きたくない。それが人間のサガだと言うことだろうか。
割と素直に聞けたのは、
美味いもんは若いうちに食え。
って言葉だった。
そもそもコレはワタクシが大食いだったから、素直に聞けた。
曰く、「人はいずれ、食べたくても食べられなくなる。その時にカップ麺が最高の味ってんじゃ寂しいだろ。若いうちに舌を磨いとけ」というものでした。
ワタクシは大食らいだったので「なるほど!」と感銘を受け、食いまくりました。
その言葉を聞いてから、もう20年は経ちますが、
いまだに大食らいです。
ご飯を六膳も
七膳も食います。
ちっとも食えなくなりませんでした。ちくしょう。騙された。
※ 食い続けたから、胃が巨大になった説もあります。
そんなワタクシが近年感じる事を、若者に言い残すとするならば、
本は、若いうちに読んどけ。
です。
老眼でね、読めなくなるの。
集中力も衰えるし。
積ん読なんかしてる場合じゃないよ。読め。今のうちに読め。
ワタクシ、中学の頃は日に2冊ぐらい読んでたし、休まず一気に読むぐらい本が好きだったけど、今じゃ小説を1冊読むだけで一苦労です。
ホントに。
本が好き、活字が好き、って思うなら、積ん読なんかしてる場合じゃないからね!
本に限らず、齢とともに色んなものが衰えて、好きな事さえ出来なくなってくる。
例えばプラモを作るにしても、小さいパーツが見えないし、手は震えるし。
運動をするにしても、普段から運動してないと、運動をする体力さえなくなってるし、運動したら身体を壊すし。
だから、若いうちはガンガン遊ぼう。遊べなくてもガンガン遊ぼう。
若いうちは金がなくて遊べないし、働き始めると時間がなくて遊べない。時間と金を手にする頃には、体力も気力も損なわれてて遊べない。そんなもんだ。
それでも、過去の記憶の美化や打算が働かない分だけ、若いうちの方が遊べる。
若さ、若さってなんだ? 振り向かないことさ。
そんなヒーローがいたけれど、振り向くべき過去がない事こそが、若さなのだと、今になって思う。
さて。
老婆心ついでにもう一つ。
ガンガン遊べ。
そして、
勉強しとけ。
勉強の楽しさ、重要さに気付いた時には、だいたいもう遅いから。
と、金も地位もなく、間もなく職を失う、かつて高校を中退したワタクシが言っております。
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なお、この先には特に何も書かれてません。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。