【詩篇】ワンタン

惚る容姿で
矢銭を博して
安危の撻で
登降を臆した

鶏窓の戻で
淋糸を喫して
試る私権で
盛期を滅した

拠る放飼で
破線を訳して
胆気の遏で
往航を徳した

霊草の稽で
金鵄を律して
識る眉間で
冥鬼を節した

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?