【詩篇】サンダル

花瞼の鎗で
妖姫を濾せて
憶の逃走で
他社を愛した

溟の兵禍で
品行を魅せて
神祠の率で
零戦を制した

野犬の仮で
口器を止せて
涜の押送で
唖者を対した

併の名歌で
明刻を秘せて
淋糸の湿で
精銭を隷した

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