おすすめ書籍📙今日もレストランの灯りに
『仕事と居場所』
この言葉がこの本を象徴している気がします。ありのままの自分で生きられる『居場所』はありますか?
舞台はコロナ禍のレストラン。医療記者として働く著者がアルバイトとして勤務をすることになった。
本書では、コロナ禍での飲食業界がどういった実態であったのか、また各お店のオーナー方が自身の家族や従業員の生活を背負って経営をされていたことが綴られており、当時かなり他人事であった知り合いの経営者の方の苦悩に同情できなかったのが申し訳ない気持ちになった。
医療記者という観点からの文章もありますが、飲食店での接客仕事から学んだこと、オーナーシェフの従業員へ対する気持ちや仕事へのこだわり、難病を患っている常連さんの奥様の話やポジティブな考え方に笑みが溢(こぼ)れる章もありました。
▪️心に残ったフレーズはこちら↓
りえがそばにいることで、『存在する』ということの圧倒的なパワーをもらっています。
📙『今日もレストランの灯りに』著者: 岩永直子
『働く』と『居場所』に迷ったら、またこの本を読もう。