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文化人類学がおもしろい

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わたくしコミュニケーションを専門とする博士(学術)の筆者が”複数の他者のあいだのコミュニケーションを記述すること”という切り口から文化人類学の文献を読んで行きます。 わたしは文…
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2022年12月の記事一覧

AIと対話してみる

Midjourneyであるとか、下記のDreamのような画像を生成するAIが話題になっているが、文字列を生成するAIにも大変なものが登場している。 今回は上の記事にも登場するOpenAIの文字列生成AIで遊んでみよう。 上記リンク先からPlaygroundに入ると、試してみて、ということで「アイスクリームショップのためのタグラインを書いて」という指示例が書かれていたため、まずそれを入れてみる。 もし仮に、大手広告代理店に勤務するコピーライターの知人に300万円払ってこれ

レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(10) ”変身する媒介者”が世界を出現させる-空海の「心」と神話論理

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を意味分節理論の観点から”創造的”に濫読する試みの第10回目。 前回の記事はこちらです。 一連の記事はこちらでまとめて読むことができます。これまでの記事を続けて読まなくても、今回だけでもお楽しみいただけます。 前回、前々回と『神話論理』の冒頭に置かれた”基準神話”「コンゴウインコとその巣」から、いくつもの二項対立関係が付かず離れず、分かれつつ結ばれる様子を抽出した。 このような対立する二項は、私たち人類にとっては感覚的に端的

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深層意味論的神話分析「装身具と葬儀の起源」神話における、自然と文化のあいだを跨ぐことの象徴 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(9)

(前回の記事(第8回)はこちら↓) 水の起源、装身具の起源レヴィ=ストロース氏の『神話論理I 生のものと火を通したもの』を意味分節理論として読む。 前回は『神話論理』の冒頭に置かれた”基準神話”「コンゴウインコとその巣」から、いくつもの二項対立関係が付かず離れず、分かれつつ結ばれる様子を抽出してみた。 今回はこれに続き、第二番目に掲載された神話「水と、装身具と、葬式の起源」を詳しく読んでみよう。 冒頭でまず二項の関係がいくつか設定される。 第一の村長 / 第二の村長

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基準神話「鳥の巣あさり」の分節分析 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(8)

クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を意味分節理論の観点から”創造的”に濫読する試みの第8回目。 一連の記事はこちらでまとめて読むことができます。 もちろん、これまでの記事を続けて読まなくても、今回だけでもお楽しみいただけます。 (前回の記事(第7回)はこちら↓) コンゴウインコとその巣レヴィ=ストロース氏の『神話論理I 生のものと火を通したもの』の「序曲」につづき、いよいよ本論「主題と変奏」に入ってみよう。 本論はまず「I ボロロの歌」「a 鳥の巣あさりのア

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