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楢木範行年譜4 昭和4年『鹿児島新聞』

投稿時期が不明が記事が複数あるので、記事を紹介しながら掲載時期を少しずつ特定していきたい。
昭和4年の正月の特集は巳年にちなんで「蛇」に関する多方面からの記事が掲載されている。楢木家に遺されている記事の一つに昭和4年1月28日付「蛇と民俗(続)」があり、今後、前の記事を鹿児島県立図書館で調査する予定である。

別に掲載時期不明であるが「猿のお話(一)」と題された記事があることから、毎年、干支について何らかの記事を書いている可能性あろう。
昭和4年=巳年、昭和5年=午年、昭和6年=未年、昭和7年=申年、昭和8年=酉年、昭和9年=戌年、昭和10年=亥年、昭和11年=子年、昭和12年丑年
今後、この観点からも図書館で調査する予定である。

昭和4年の記事で先日見つけたのが、昭和4年6月24日付『鹿児島新聞』「田植と民俗ー五月処女を中心にー(二)」と7月1日付「田植と民俗ー五月処女を中心にー(三)」である。楢木家に遺されていたのが「田植と民俗ー五月処女を中心にー(上)」だったので、おそらくこれが(一)にあたり、月曜日の二も三も月曜日の掲載であることから6月17日の記事と考えられる。そのことに気付いたときには図書館の1時間の時間制限が過ぎており、次回調べることとした。

全国的にみられる五月処女の風習と田の神石像がつながるとの説であるが、ちょっと飛躍のある論である。

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