見出し画像

ネコの日

本日はネコの日だそうで。

そう言えば長く勤めた前の会社にネコ好きがいて、毎年必ず「今日はネコの日なの〜」と教えてくれる人がいたっけ。

だから何なんだ。

身近にそう言う人がいたから余計にバイアスが掛かっているのかも知れないけれど、私が思うにネコ好きな人はネコ好きである自分が好きなのだと思う。ネコに自分を投影してるとさえ思う。ネコが可愛いと思える自分が可愛いみたいな…そこまで言うと偏見か…笑

イヌ派?ネコ派?

そう聞いてくる人はたいていネコ好きなので。

だいたい派って何よ?

あらかじめ断っておきますが、私はネコもイヌも好きですよ。ただ、イヌは色々種類があるし、それこそグレートデンだってイヌだしチワワもイヌだし、それぞれ同じ種類で語れない良さがあるわけで。

なのでイヌ好きはどっち派?などとは聞かない。聞くのであれば、大型犬派?小型犬派?
そしてそこには何となくだけど、大型犬派こそ本物のイヌ好き!みたいな優越感を感じなくもない。

大型犬もしつけられる、イヌ好きのプロ!みたいな雰囲気が漂う。自分のテクニックや知識を誇るような、技術畑の香りがする。

一方で、どっち派?と聞いてくるネコ派にイヌ飼ってるよと言うと、そこには「分かってないわね、チッチッチッ」みたいな…気にしすぎか…笑
でも妙な敗北感を感じてしまう、あれは何なんだろう。

昔、冒頭のネコの日告知女子との会話で、巷にはネコキャラ商品はあふれているのに、イヌは少なくない?と言ってみたことがある。何となく想像していたけれど、彼女の答えは思っていた通り、

だってネコの方が可愛いもん!
ネコ好きさんは一直線である。
そしてイヌ派と答えた時の敗北感は、客観的にみたらあっちの方が主役よね、みたいな自覚があるからだろう。まるで推し活の心理である。

世の中にはネコカフェというものがあり、そこは可愛いネコちゃんとほんのちょっとでも触れ合えたら幸せ❤️と言う人が集まる場所らしい。
かたやイヌカフェ…そんなものはないな、ドッグカフェではイヌを連れた飼い主さんたちが触れ合い情報交換をする。うちの子たちも退屈そうにフセたまま、まだかな〜と言う視線を投げつけていたっけ。どうしても主役感の薄いのがイヌである。

どうもネコ派さんのような一直線の、無条件の奉仕には程遠くなってしまう。イヌの場合は推し活にはならない。

ちなみに11月1日はイヌの日らしい。
果たして話題に上がることがあるだろうか。たぶんイヌ派の私ですら忘れているに違いない…笑

この記事が参加している募集