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2024パリ五輪 柔道競技・観戦しながら感想分析などFacebookに投稿した長文転載。その6 ちょっと脱線、真面目な話。イスラエル選手がトルコの選手を追いかけてまで握手した姿を見て思ったこと。

「イスラエル、ベイルートを空爆 ヒズボラ幹部を殺害と発表」
「イスラエルは敵側に壊滅的な打撃を2度与えた。イランの首都テヘランで7月31日、イスラム組織ハマスの最高幹部イスマイル・ハニヤ政治局長(62)が殺害された」

BBC

オリンピック真っ最中。イスラエル選手は柔道で男女とも強い。上位にたくさん進出して、今回はメダル争いにも絡んでくる。

イランやトルコという、イスラエルと戦争一歩手前の国の選手もたくさん柔道には参加している。これまたなかなか強い。

 あのね、古代オリンピックの時代、ギリシャの都市国家ではね。

Wikipediaから

「開催1ヶ月前には開催を告げる使者がギリシア全体を回り、大会開催中の1か月の間は休戦となった。のちに参加都市国家が増えると、休戦期間はオリンピック開催時を含め前後に合計3か月伸びた。この休戦期間をエケテイリアという。この休戦は、オリュンピアに向かう競技者や観客の旅の安全を保障するためであった。ゼウスは旅行者の守護神であり、オリュンピア祭への旅の道はとりわけゼウスによって加護されると考えられた。そして、この禁を破った国はオリュンピア祭への参加が拒否されたほか、他国から外交関係を絶たれることにもなった。スパルタは実際に禁を犯してエケテイリアの時期に他国を攻めたため、オリュンピア大祭に参加できなかったことがある。」

ウィキペディア「古代オリンピック」

 2022年、ウクライナ戦争、プーチンでさえ、北京冬季五輪(戦争準備していたわけだが)が終わるのを待ってから戦争侵攻おっぱじめたんだわな。五輪期間中の開戦は避けたんだな。

 イスラエルもイランもオリンピックに参加してるんだから、せめてその期間はやめておくくらいの、古代ギリシャ2800年前の人たちなみの理性が働かないのか。今回やったのはイスラエルだが。

 IOCは、ロシアとベラルーシを出場させないのだから、本来ならイスラエルも国家としては出場させないのが筋なんじゃないかね。どちらも国際法違反、国連安保理の勧告違反状態なんだから。選手は個人資格で参加させればいいけれど。
 昨日の柔道の女子70キロの試合で、トルコのオゲル選手とイスラエルのゴーシュン選手の対戦があって、勝ったイスラエルの選手、負けたトルコの選手が握手しないで試合場から出ようとしたのを追いかけていって握手するというシーンがあったんだよな。

 トルコのエルドアンは、イスラエルがレバノンに侵攻したらトルコは兵を出すと発言したんだよな。

トルコ大統領、イスラエルの戦争に介入示唆 パレスチナ人支援へ

ロイター

 そういう両国関係だからこそ、だけれどと言うべきか、握手をきちんとしたかったのだろう。ゴーシュン選手は。

 日本男子サッカーもイスラエルと試合があったのだが、レバノンベイルートへの攻撃当日だったし、正直、いろいろ不安であった。

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