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note059「日本語のしくみ」/私の本棚(1)から

 みなさんこんにちは。「言葉のちから」という名のnoteを書いているmina@ことばの垣根をこえるひと です。このnoteを訪れてくださったご縁に感謝いたします。さて今日は、白水社から発行されている山田敏弘氏の「日本語のしくみ」を取り上げます。

日本語、と改めていうと、来日した外国人の皆さんに向けて書かれているように受け取る人もいらっしゃるでしょうが、ここでは翻訳など改めて日本語にしっかり向き合おうとしている人に向けて書かれていると受け取っています。

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1章 文字と発音のしくみ
コラム:音から語へ
2章 書き方と語のしくみ
コラム:語から文へ
3章 文のしくみ
コラム:基本的な文法用語について
コラム:日本語の3大特徴

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1章 区別のしくみ
2章 ニュアンスのしくみ
3章 数のしくみ
4章 数のしくみ
5章 実際のしくみ


このなかで、日本語の3大特徴を扱うコラムのなかに、

日本語では単数と複数を区別しない

という部分があります。そのような特徴があるというのに、この頃は

「これら」や「それら」がやたらに使われるようになったのはなぜだろうと思うことが増えています。当たり前のように思っている方もいらっしゃるでしょうが、

「これらの」→「このような」で済むのだし、「それらの」は「そのような」で済むのだと思います。小学校の教科書には確か使われていないはずなのに。なんででしょう。



ここまでお読みいただきありがとうございます。


なお、本日使わせていただいた写真を提供くださった方のnote

は次の通りです。美しい写真を使わせていただきありがとうございます。




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