大人の読書感想文:一流のエンジニアは、「カタカナ」を使わない!
知り合いの方から勧められて読みました。これ、エンジニア向けじゃないですよ。全ビジネスパーソンに読んでもらいたい本です。いや、全人類かな?(持ち上げすぎ)
いつも通り、本の概要にはそんなに触れません。あくまで読書感想文ですから。。。
↑この本じゃないですが、参考用リンクです。
ま、端的に言ってしまうと「ビジネスは人との繋がりで進むものですから、きちんとコミュニケーション取りましょうね。」というメッセージと、その主だったテクニックがあるな~、という感想です。
巷にあふれる「組織論」とか「仕事論」って、行きつくところ、人と人との関係性の課題になっちゃうような気がします。それって、今までの仕事のやり方から大きく変わる瞬間だから、課題が発生しているのでしょうね。
私の推測ではありますが、右肩上がりの成長期の日本の中って、同じような大学、同じようなテレビ、同じような趣味で構成された新卒一括採用(しかも中途入社がレア)で構成された企業戦士部隊って、そんなに話し合わなくたって、「阿吽の呼吸」でコミュニケーションが取れたのかも知れません。
でも、今は「多様性の時代」。同じ新卒入社だって、趣味も違えば、好みも違う、もしかしたら国籍だって言語だって違うかも知れません。そんな色々な人たちがいる中で仕事をするのに、コミュニケーションをするテクニックを知らずにチームで仕事をしようなんて、それこそ爆撃機に竹やりで挑むようなもんですよ。(笑)
だから、コミュニケーションが大事、って文脈なのだと思います。
ただ、片桐あいさんの主張とは異なるかも知れませんが、私は「全員が全員、コミュニケーションのスキルを学ぶ必要はない」と思ってます。なぜなら、「〇〇したい!」っていう学習はすんなり自分のものとして習得できますが、「〇〇しなければ!」という学習は大変だし、それに費やす時間が膨大にかかるからです。
別にコミュニケーションスキルが無くてもできる仕事は沢山あります。(給料の高い安いはありますが、、、)無理して自分を押し殺してまで、合わない仕事を続けるよりは、自分の好きな仕事をした方が何十倍も幸せになれますからね~。
とはいえ現実、今の現代でコミュニケーションをしないで成り立つ仕事は少ないです。なので、やらないで諦めるまえに、この本を読んでみて、そのコミュニケーションスキルを試してみませんか?これだけ端的にメソッドがまとまっている本は少ないと思うので、一度は購入してトライするのはアリだと思います。
やる前から諦めるのではなく、やってみて向き不向きを判断してみましょうよ~。
あ、そうそうコミュニケーションはセンスではなく、スキルです。これは断言できます。(極稀にセンスの塊だけでコミュニケーションをとる人がいますが、あれはプロアスリートみたいなもんですから、、、www)
スキルだったらTOEICや技術士、中小企業診断士と同じで、勉強すれば必ず取れます。(もちろん、技術士、中小企業診断士は生半可な勉強じゃ取れませんですけどね)でも向き不向きはありますからね。
コミュニケーションするスキルを学ぶ最初の一歩として読んでみてはいかがでしょうか?