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ボイス

初めて気づいて驚いたことがありましたの話


あるフォローしている方の記事にコメントを書いていました。記事にあったお手製のケーキがとても美味しそうで、しかもちょうど作ろうと思っていたもので、だけど材料をどうしたものか迷っていたために質問したら丁寧なお返事を頂きました。そのお礼のコメントです。

noteに限った話ではないのですが、コメントを書くのが苦手です。noteを始めてからこれまでに5回ほど書いたような。10回はなかったはず、多分。仕事でやりとりしている社内メッセージではできるだけ短く&丁寧に書く(相手が若い人だとぞんざいになりがちだし、それは良くない)ようにしていることが悪く影響しているのか、書き始めに四苦八苦していました。

すると、いつのまにかスムーズに書き始めていて、そしてふと気づいたんですよ。


コメントを書いている心の声が知らない女の人の声であることに


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あれ?いざ文章にすると大したことないように思える….


どうやら今はそのときの驚きを再現できないのですが、気付いたときには「これは一体誰が喋ってるんだ?!」と仰天しましたよ。本当に。うちの鳥なら絶対にゲゲゲゲゲゲゲと目を丸くして言っていたレベルです。

そこでコメントを書くのを中断して、普段、自分がどういう心の声だったのかを思い起こそうとしてみたのですが、よくわからないんですよ、またこれが。思い起こそうとしている声は、とりあえず、さっき心を流れていたのとは違う声のようだ。でも、果たしてこれはいつもの声なのか?

とりあえず、普段の声は、思い起こしてもよくわからない程度に曖昧な感じで、さっき流れていた声はもっとはっきりした声だった、ということはわかりました。

そういえば

だったんですよね。このつぶやきを投稿した次の日からは謎の違和感はおさまっていて、すっかり忘れてましたけど。

でも、コメントを書いていたときの心の声は23番の声とも違うような感じでした。臨床心理士とのカウンセリングで心の中に部屋らしきものが見つかってから、19番、23番や18歳のときの自分といったパーツたちと交流らしきものが突然できるようになりましたが(もともと無意識に脳内会議していたようですが)、23番の声は低くて、冷静で、ある意味、役割や使命を持っているような感じがします。

一方、コメントを打っていたときに心を流れていた声はもっと明るくて、コメントを書くことを楽しく思っているような感じでした。もしかすると、本来の23番の声や23番とマージしていくなかで生まれた声だったりするのかもしれません。

本当のところはどうかわかりませんが、あの声は、自分自身の声であったことは間違いなく確かです。よく考えてみれば、心に部屋があるのが見つかったり、パーツたちと交流できたり、そもそも性別が曖昧だったり、今さら驚くことではないですよね。それに、カウンセリングを経て、実際は自身のことを大切に思っておらず、子どものころから自分を汚いと感じていながら自分自身を騙し続けていたことがわかったわけです。

あのとき聞こえた声は、大切にしていこうと思います。


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ちょうど今月からアマプラ化した映画「ウーマントーキング」を観たところなのですが、23番の声は、この映画に出てくるオーナ(ルーニー・マーラ)の声に似ている感じです。そして、下の記事は23番の言葉を書いたものですが、これを読むと私にはその声で再生されます。


ルーニー・マーラの声は、映画予告編の1:02-1:06あたりで聴けます。


映画は、(ベースとなる事件が実際にあるらしく驚きましたが)本当に素晴らしいので、よければご覧ください。解説はこちらです(ネタバレあり)。

では、暑いですがよい日曜日を。