水無月
もうすぐ水無月ですね。小豆餡が上に乗ったお菓子を食べる季節です。
春以降仕事が忙しくて記事の更新ができていませんが元気です。ただ、androgyneにおけるジェンダーの混ざり具合の変化が速くかつ強くて、若干戸惑い気味です。春ごろにfemaleが90%程度となった後、これまであまりなかったことですがmaleが90%程度に増えた時期があったり、そして今は、femaleでもmaleでもない(性別がない)ように感じる状態を初めて経験しています。
今月はプライド月間ですが、今、私が持つフラッグはdemisexualとagenderのフラッグであるようです。agenderは結構予想外。
胸のサイズはかなり小さくなり、身体の違和感はほとんどありません。私の場合は、やはり体の中の化学的な物質量の変化が影響しているような気がします。もしかして単純に加齢かもしれません。
ところで、agenderの状態は悪くない。とても自由な感じがします。最近、性別がなければどんなに自由だろうと思うことがよくあります。
この前、気づいたのですが、久しぶりに小説を買って読み始めたところ、スムーズに読むことができませんでした。仕事では技術文書を読むことが多く、日本語であっても英語であっても長年の経験もあってかなりスムーズに読むことができます。しかし、どうやら仕事ばかりしているうちに物語を読む能力を失いかけていたようです。小説の内容が頭に入ってきません。
これではいけないと思い、たとえ10分程度の少しの時間でもしばらく小説を読むことを繰り返していたのですが、1週間ほどしてようやくスムーズに読めるようになってきました。
物語を読むのに「能力」が必要とは思わなかったです。こちらも単純に加齢かもしれませんが、結構怖いことだと思いました。
加齢による怖いことといえばいわゆる老害ですよね。仕事上の話ですが、老害に陥らないようにかなり注意しています(年齢的にはまだ十分大丈夫なはずですが)。第一に、判断を端折らない。歳を取っていくうちに、過去の経験にとらわれて判断を端折る傾向がどうしても出てきます。これはよくないです。本当によくないです。状況は常に変化し続けているはずです。第二に、全ての人を自分と同じ一人の人として扱う、でしょうか。特に若い人に対する態度には気を付けているつもりです。とはいえ、物語を読む能力をいつのまにか失いかけていたことを考えると、本当に大丈夫?とかなり疑問に感じています。