季節の和菓子〔夏〕 —水無月—
水無月〔みなづき〕
名前の通り水無月=6月の和菓子。
一年の半分が終わる6月30日の夏越しの祓え。この日に京都では昔からこの水無月を食べ、厄を落とす習慣があるそう。
邪気を祓う力があるといわれる小豆を、半透明のういろうに合わせた和菓子。
三角に切って氷を表現。蒸し暑くなってくるこの季節を少しでも涼しげに、という先人の工夫から。
関東ではまだ馴染みが浅い和菓子で、多分あまり知られていない。私も大人になってから和菓子のレシピ本で知りました
(さて関西の方、その他の地方の方。水無月の認知度、実際どうでしょうか?)。
この写真の水無月は東京の日本橋人形町にある玉英堂さん謹製の品。
丁度近くを通った際、吸い込まれる様に店内に入ル。
「ちょっと早いけど水無月、あるかな?」と硝子ケースをみやると、あった!
いや〜、季節の和菓子ってなんか嬉しい。一つ購入し、ホクホクした気持ち店を出る。
その後この日の目的の清澄庭園へ行き頂きました。
この東京都江東区の清澄庭園は、
池の周囲に築山や名石を配置した回遊式の庭園。
奥には菖蒲園もあり、訪れた今月中旬は丁度菖蒲の見頃を迎えていました。わーいラッキー^^
気持ちの良い木陰。木漏れ日大好き!
なんだろうこの幸せ空間は。
あ、花嫁さん! 天気がいい日に前撮りかな?お幸せに!^^
そして菖蒲の花見のお伴に水無月を。
こんな幸せ、いいんでしょうか、
と問うてしまう。
ま、与えられた今というこの環境に感謝して、頂きます♪
モッチリしたういろうに小豆。おいしく頂きました♪
* * * *
予行練習(?)OK!
さあ明日が本当の水無月を食べる、夏越しの祓えの日。神社へ茅の輪をくぐりにいこうと思います。
神社の近くの和菓子屋さんにも水無月、あるかな〜?
【東京の名刹 さんぽ情報】—————————————————
清澄庭園
〔所在地〕東京都江東区清澄二・三丁目
〔アクセス〕
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」(E14・Z11)駅下車 徒歩3分
〔開園時間〕午前10時~午後4時
〔入園料〕
一般 150円
65歳以上 70円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
〔休園日〕年末・年始
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