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しんどい時の対処法3選

紹介

今回は「面白いほどよくわかる!自分の心理学」を読んだ感想です。

それではどうぞ。

一つ目!原因の分析に集中する!

「仕事でミスをしてしまった…」
「家族とケンカしてしまった」

そんな落ち込むことが人生には数多く起こる。

落ち込む時は失敗が付き物だ。何か失敗するとすぐ落ち込んでしまい、それがずっと続く。

ささいなことで傷つき、その傷しか見えなくなってしまう。

そんな時は、まず一通り落ち込むことだ。

ある程度落ち込んだら、その失敗の原因を分析する。

「必要以上に過去にこだわらず」「これからどうしたらいいか」を考える。

落ち込みは永遠には続かない。どこかで底につく。そこまで落ち込んだら、あとは上がるだけだ。

失敗した、という事実を目の当たりにするのは辛い。だがそれがまた起こることの方が私はもっと辛いと思うのだ。

「次、同じことを繰り返さないために何ができるか?」

失敗そのものではなく、原因に集中することで気分が晴れるものである。

二つ目!「ストップ法」!

そうは言っても負の感情というものはどうしても沸き起こってしまう。それをコントロールするためのものが「ストップ法」だ。

やり方は簡単。「ストップ!」と声に出すだけ。

落ち込みが止まらず水の中に沈んでいくような絶望を感じた時に、「ストップ!」と声に出す。その負の感情を中断させて、冷静になるためだ。

できるだけ声に出す方が良い。大きな声が出せるなら効果は絶大だ。しかし職場などで突然叫んだりしたらいろいろと困るだろう。

そんな時は脳内で叫ぶ。ついでに軽く腕をつねってみるのも良い手だ。
痛みではっとし、落ち着くことができる。

三つ目!思考と現実が一致しているか?

心理学の用語に「自動思考」というものがある。
これはその人の考え方の癖のようなものだ。

人には自分でも無意識に行っている癖があるように、考え方にも癖がある。

例えば私は、ある出来事があった時つい「悪い方向へ考えてしまう」癖がある。

「あ、頭が痛いな。これがずっと続いたらどうしよう。もしかしたら大きな病気の前触れかもしれない。薬が効かなくなったらどうしよう…」

このようにどんどん悪い方向へいってしまう。しかもこれが無意識に、現実離れしていることに気がつかないのだ。

この自動思考に気が付くには、「考えていることが現実と一致しているか?」ということが大事だ。

先ほどの例を見ると、頭痛がすることは現実だが、「大きな病気の前触れかも」というのは私の想像に過ぎない。この数時間後にはそんなこと考えていることも忘れるほど元気になる。

もし本当に大きな病気の前触れかと不安になるなら、思い切って検査をすることも良いだろう。だが幸いなことに、何も以上無しとの診断が出ているので、心配はいらない。

つまりは考えすぎなのだ。不安の連鎖が止まらず、現実離れした考えが頭をぐるぐるとしてしまうという癖。これが私の自動思考である。

この自動思考を断ち切るには、「段階的に客観的に、原因と結果のみを考える」

ストップ法で落ち着いたら、起きた出来事とその時感じた思いを分けて書き出すとより効果的だ。

これらの知識があるかないかで、苦しい時の対処が変わってくる。

今まではただじっと、苦しみの中に身を置くことしかできなかった。

だが本書には具体的な対処法、「ストップ法」のようなものもあったので、これから実践していきたい。

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