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言葉のニュアンスを活用出来たらいいよねって話

 こんにちは。今回は言葉のニュアンスを活用出来たらいいよねって話、という題名でnoteを書かせて頂きました。

 こちらは今まで水泳を行ってきた中で学びになった事を書いています。この記事を読んで頂いた方に、少しでも競技をする上で参考になれば幸いです。

 これは2018年の社会人選手権で、100m自由形の決勝前に行うウォーミングアップ(以下略してアップと書きます)での出来事になります。

 100m自由形は予選レースが10時から行われ、決勝レースも13時前後にあるので予選・決勝の間隔がタイトな種目でした。予選レースが終わり、決勝レースでのプランを決めていつもの通りアップへ行こうとしている私へ、山崎コーチからこんなアドバイスを頂きました。


 「アップは背中ほぐす程度でいいと思うよ。」


 この、背中ほぐすという言葉のニュアンスが自分に絶妙な形ではまったと思います。この時はアップを本当に背中をほぐすくらいゆったりと行い、少しだけスタートも確認した程度で終わりました。決勝レースではベスト記録で泳ぐ事が出来ました。


 その後も、私が予選レースから決勝レースにかけて記録が良くなったレースはまさにこの「背中をほぐす」感覚で決勝レース前にセカンドアップを行っていました。


逆に、予選レースの方が良くて決勝レースのタイムを落とした時は決まってアップをやり過ぎていたように思います。


 アップを行う際、「ざっくりと内容はこれくらいやろう」と思って計画を立てるのも良いですが、アップが終わった後にどのような体の状態になるのかまで鮮明に想像できるとよりアップの量であったりその内容も調整しやすくなるのではないでしょうか。


 これを可能にするためには自分の事を知る必要があり、ひたすらに自分で仮説・実験・検証を繰り返し、自分にとってベストなレース前の体の状態とはどのような状態なのかを把握する必要があります。


その際に今回の話で出てきた言葉のニュアンスをうまく手段として活用できると良いのではないでしょうか。

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 今回は以上となります。10月16日からは日本短水路選手権が始まりますので、しっかり頑張ろうと思います。


 最後までこの文章をお読みになって下さった皆様、ありがとうございました!!

 


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