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今日はシリコンバレーの農業版を日本で目指すスマートアグリバレーについてコメントして行きたいと思います。

私の書籍の中では「スマートアグリシティ」と表現している考え方になります。私の構想では生産から消費までが同じエリア内でされ、生産ロスを減らし、物流コストを軽減、さらには地域に雇用も生むということをイメージしております。

さて現在こちらの実現を目指しているのは私の知っている限りでは、国内で3拠点あります。多少コンセプトの違いはあれど、先進農業をベースに町おこしを目指しているという点では共通しています。

①埼玉県深谷市

こちらはレグミンというロボット企業が深谷に事務所を置いてますね。
深谷と言えばネギですね。
農林水産省のスマート農業実証プロジェクトなどを活用されて進められています。(下の動画参照)

②宮崎県新富町

こちらは「こゆ財団」という地域商社が自治体と一緒になって取組んでおります。

「スマート農業推進協会」という組織を作って活動されておりますが、会費が月額5万円ということもあり、関係者だけになってしまっているように見えます。

AGRISTというロボットメーカーがこちらはおりますね。(下の動画参照)

③茨城県常総市

こちらはまだ建設中ですが、本年春についに完成の予定です。
下の動画からも現市長さんの力の入れようが動画からもよくわかります。
しかしながら、スマート農業や農業DXというキーワードとの連携する所は私にはあまり見えませんね。従来農業の最新版程度の感覚で私は認識しています。

いちご狩りは行ってみたいなと思いますが。仕組みとしては特に目新しくはありません。

こういった事例が出て来て欲しいなというのが僕の考える所です。
成功事例と言えるものはまだ出て来ていないのですが、いろいろな人や自治体、企業が取組まないと知見が貯まらないと思います。
国内の農業者の数は国内の社長の数よりも大幅に少ない状況です。
そう考えるといよいよ危機感感じませんか?
他のエリアの成功事例を待ってからやるという地域もあるのですが、
それでははっきり言って遅いです。
失敗も一つの知見です。それを共有して皆で日本の農業を守って行きませんか?

さて今日もこの辺で・・・

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農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに! by デジタルトランスフォーマー 渡邊 智之
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