科研費の申請を終えて

今年も終わりました
科研費の申請
皆さん、おつかれさまでした。

科研費の申請書を作りながら
次の学会発表の演題登録の作業を進めて
論文を散らかしている私を見た夫が

「すっかり研究者だね」

そう言ってくれた

驚いた私
「えっ?そう?」
と振り返った

研究者が『夢』だった私
それを知っている夫
研究者、科学者になりたかった私

あれ、今、夢が叶ってるのかな…?
そう思った

仕事として大学で学生指導して
空いてる時間は研究して
4月から移った大学は、研究をしてもいい大学で
(変な話だけど)
確かに教育の傍ら、研究に励んでいて
頑張ってるかも…?
だけど、自覚無い

ずっと
「すっかり研究者だね」
と言った夫の言葉が引っかかってて
研究室のPCの前で考え込んだ

夢、叶ったのかな
自覚としては結構『あっさり』
今は、論文を書くことに必死で
データ解析、解析、解析、考察、考察、、、
IF狙って頑張って
英文にしよう、しよう、しよう、、、
学会発表?
とにかく出す!

…?
これで良かった?

私は、研究者の端くれになったのだろうか

旧帝大の出身の夫
同窓会紙に載っていたエリートの方
学歴紹介されていて

夫がまた言った
「30代前半で講師で総合大学へ行った君のほうが」

えっ…?
そんな気は全くしない
でも、確かに周りには「栄転」だと言われ続けた

自分がわからないけど
やれることをやるのみなんだけど

毎日、必死に(時には楽しく)
生きて、やれることをやって
別に今死んでもやり残したことはなくて
(あっ!書きたい論文があった!)

私の夢
今の夢
論文を、当てること
科研費を通して、研究を続けること
いつか、本当にやりたい研究を
大きな規模でやること
社会貢献すること
新規性を見つけること!

これが、研究者、、、?
わからなくなってきた

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