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「いい人」なんて評価が高いわけやない、便利なだけで、ただ頼みやすいだけや

過去の私、
タイトルの言葉を本の中に見つけ、
ガツンとやられました。


『「いい人」なんて評価が高いわけやない、便利なだけで、ただ頼みやすいだけや』と言う言葉。


本屋さんで子どもが本を選んでいる間
何気なく立ち読みしていたアドラー心理学の本にあったその言葉に


「これ、私のことだ」と大きく心を揺らされたのです。


それがアドラー心理学と私の出会い。


周りが気になって仕方なくて、
嫌われたくない気持ちが強くて、
「認められたい、好かれたい」「そうするべき」という気持ちから、本心からの行動とは違う「いい人」を演じ続けていた自分。


そうだよ、その通りだよ、
こんなに人に気を配って生活してるのに、「いい人」認定はされても、その人たちから大切に尊重されてるっていう感じじゃなくて、軽く、気安く、都合のいい存在として扱われる感じ。


自分のことや本心を大事にしない自分も嫌いだし、周りの人も嫌い!そんな気持ちになることが多くありました。


でも、それ以外の関わり方もわからず、こんな性格の私はそんな生き方しかできないんだと、そのあり方に甘んじていた自分。


そんな自分を大切にして生きることを半ば諦めていたような私に、アドラー心理学は、「いい人をやめて自分らしく生きることは、いつからだってできる!」ということを具体的な方法とともに示してくれました。


自分を勇気づける方法を知ること、
自分を常に勇気づけ続けること、
他者と健全で良好な関係を築くために大事な心構えを知ること、
自分も相手も同時に大事にできるコミュニケーションのスキルを学んで練習すること。


そんなのムリ!と思っていた、自分を大切にしつつ人からも大切にされるあり方は、具体的な行動の積み重ねによって誰もが実現可能だったのです!


日々の生活の対人関係の中で不快や心の痛みをたくさん感じてしまうのは、自分のせい、とばかり思っていたけれど、

そうではなくて、

自分が身につけた信念、感え方、行動パターンが生み出しているものでした。


その自分にとって不便な信念や考え方、行動パターンは、自分本体ではないんです。だから、いくらでも変更したり、交換したりできる!


自分の存在の本体にをできの悪いものとして否定するのではなく、かけがえのないものとして大切にするのは大前提。


その上で、自分にとって心地よい信念や考え方、行動パターンに交換していけば、必ず心地よい現実をつくっていくことができるのです。



アドラー心理学には人を幸せにする考え方やスキルがたくさんあるけれど、

自分を勇気づけ続けること、
どんな人に対しても対等な意識を持って接すること、

それだけでも、
自分を幸せにしていくことができます。


「学ぶこと」や「練習すること」は必要だけれど、
学んで練習をしていけば、自分を幸せにしてあげられる自分になれるというのは、ものすごく大きな希望。


そして、それはいつからでも始められる!


自分の本心に嘘をついた行動で他者にいい人と言われるより、
自分の本心を大切に日々を過ごし、自分が自分にとって最高の味方でいられる方がずっと心は満たされます。


しかも、そうしているうちに、他者にも自然と大切にされるようになってしまうのです。嘘のようで本当の話。



アドラー心理学は、
子育てのお悩み、
パートナーシップのお悩み、
それ以外の全ての対人関係のお悩みに
とっても効く心理学。


そんなお悩みがあるなら、
知らないでいるのはもったいなさすぎ。


ご自身の幸せづくりに役立てて、
心地よい幸せな時間をたくさん作ってくださいね!


mine






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