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あなたの頑張りが幸せにつながらない理由
毎日クタクタになるまで
頑張っているのに幸せに向かっている
とは思えない。
そんなこと、感じることはありませんか?
私は大ありでした。
仕事も育児も家事も体力や時間の限り頑張って、
自分のための時間なんか全く取れない
毎日を過ごしているにもかかわらず、
状況がよくなっているように思えない・・・、
どころか、
さらに任される仕事が増えたり、
家族にべったり甘えられたり、
人間関係でも自分がいつも損をして
いるような不満を感じる場面が
多々あったりという感じだったのです。
いっぱいいっぱいな状況を
何とかしたいから頑張っているのに、
頑張ってもそこから抜け出せなかった理由、
それは、
「頑張るポイントがずれていた」
からでした。
その当時の私は、幸せになるために、
「ダメな自分をよくする」ことをひたすら頑張っていたのです
が、頑張るポイントはそこじゃなかったのです。
幸せでいられるためにまず頑張るべきだったのは、
「ダメな自分をそのままで認めてあげる」こと。
(本当はダメなんかじゃないのですが)
つまり、
仕事や何かをもっとできるようになろうとするとか、
よりよい人間性になろうとするとか、
人の役に立てるようになろうとするとか、
コミュニケーション能力を身につけようとするとかじゃなく、
今、そこに存在している
ダメなところが山ほどある自分のことを認めるのです。
と言っても、
鬼ほど難しいですよね。
理想とかけ離れている部分がゴロゴロある自分、とてもとてもそんなんでいいと思えないけど、少しでも自分を「いい」と思いたい。
でも、「いい」と思うためには自分を理想に近づけるために頑張るしかないという思考回路しか持ち合わせていないのですから。
できないことや苦手なことがたくさんあって、
人間関係にも苦手意識があって、
子育てにも自信がなくて、
取り立てて素晴らしい能力もない。
こんな自分が「いい」わけがない!!!
というガッチガチの強い信念。
それが自分を幸せから遠ざける信念の正体。
それに気づいて手放し、
自分を幸せにする信念を獲得していくこと、
それが、
幸せな気持ちで生きるために必要な頑張りです。
そもそも、
本当の本当にそのままの自分はダメなのか?
そのままの自分で幸せにはなれないのか?
理想通りの立派な人じゃないと幸せになれないのか?
そんなこと、なくないですか?
そう、そんなことないのです!
そのまま何も変えなくても、
何も付け足さなくても、
私たちは、十分に価値のある存在。
そしてそう思えるようになることは、
子ども時代に作られるべき健全な心の土台でした。
なんの条件もなく親に認められ、大切にされて育っていたら当たり前に作られていた、幸せに生きるために欠かせない心の土台です。
残念なことにそれが子ども時代に作れなかった人は(私もです)、自分で作っていくしかないのです。とても残念で悔しいけれど。
理想通りとはいかなくたって、クタクタになるまで毎日頑張っている自分、よくやっているじゃないですか。
特別なことができなくたって、今自分にできることは誠実に取り組んでいる自分、すごいじゃないですか。
人と比べたらまだまだかもしれないけれど、過去の自分と比べたらいろいろできるようになっていることたくさんあるじゃないですか。
自分だって大変なのに、周りの人にまで心を配っているなんて、めちゃくちゃすごいことじゃないですか。
あなたは、本当によくやっています。
本当はそんなに無理することないんです。
それを自分が自分に思ってあげられる力をつけること、それがあなたの頑張りポイント。
必ず幸せな気持ちにつながっていく頑張りです。
今、あなたの日々の頑張りは幸せにつながっていますか?
過去の私のように、自分を変えなきゃ!よくしなきゃ!という方向にひた走って疲れ切っていませんか?
今一度自分の頑張りポイントや方向性が自分の幸せに向かっているかどうか、確認してあげてくださいね。
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