“思考”を文字にかえる作業
あっという間に過ぎていく子育ての日々を記録に残しているアカウントですが
今日は、とある取材を受けました!
取材依頼のDMがきたときは・・・
詐欺かもしれないって疑いましたよね。笑
「何でわたしなんですか?」って伺った記憶があります。
でもね、経験してみて本当に良かった!
質問にひとつひとつ答えていくなかで、自分の言葉にハッとしたんです。
『わたしが経験していることは、他の誰も経験できない』
当たり前の事実に。
読み書きが苦手な子の母からみる『支援』
発達支援のお仕事をメインにしているからでしょうか。
「学校から支援や配慮を勝ち取るのは簡単でしょ?」と聞かれたことがあります。
もちろん謙遜でもなく「そんなことないよ」なのですが・・・
(そう見えてしまうことは、仕方ありません)
だって、支援者から見る支援と保護者から見る支援とでは、びっくりするくらい見え方が違う!
保護者が抱える苦労・切なさ・焦りは、セラピストのわたしが想像していたことのはるか上でした。
知識を得ること
学校と連携を図ること
家族の理解や協力を得ること
こどもの今と将来のこと など
娘を支えるために考える時間は、24時間では足りないくらいです。
SNSで情報を得た情報をどう活かすか
SNSをはじめたきっかけは、“学習障害”・“LD”・“発達性ディスレクシア”と呼ばれる障害の情報を集めるためでした。
ありがたいことにSNSには、有益な情報がたくさんありました。
わたしも利用から1年が経ちましたが、多くの知識を得られています。
けれど、校長先生や担任の先生、通級指導教室の先生方と相談するなかで、有益な情報を多く得たとしても、それだけでは学校と良好な関係は築けないことを痛感しました。
この地道な対話の繰り返しが、大切だと感じています。
自分の経験を文字に変える
読み書きの苦手な娘は、通常級に在籍しています。
勉強は嫌いなようですが、毎日楽しく学校に通っています。
学校生活の中でたくさん配慮してもらえるのは、先生方の温かな理解のおかげです。
わたしはこどもの分野の言語聴覚士ですが、学習支援は分からないことばかりです。
関連書籍を読んだり、セミナーに参加したりと勉強を積み重ねている真っ最中です。
周りの保護者さんとの違いはないと思っていました。
発達支援の仕事で培った対話スキルが、もしかしたら学校との話し合いで役立っているのかもしれない
『障害』に対する考え方のベースが違うから、“こんな子に育って欲しい”という見通しが他の保護者と違うのかもしれない
今回の取材を通して、新たな気づきをを得ました。
(何事にも好奇心を持って挑戦するって良いですね!)
2度とない経験をさせていだいたので、良い形にステップアップしたいと思っていますが・・・
今のところ、わたしの発信スタイルが変わることはないでしょう。
こども分野の言語聴覚士であり、読み書きが苦手な娘の母として、わたしが経験したことを文字にしていきたいと思います。
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