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お茶のお稽古⑧
一昨日は、お茶のお稽古の8回目でした。
11月になり、ついに炉のお稽古がはじまりました!
はじめて柄杓を使ったので、もう、訳がわからない〜🥵💦
という感じで、頭がパンクしました🤯🤯🤯
頭がいっぱいで焦ってしまい、盆点手前でやっていた帛紗捌きですらうまくいかない・・泣
焦ったり急いでも結局結果は変わらないことが多く、1つ1つ丁寧にやろうと思いました。
炉開きは茶道ではお正月のような感じでとてもおめでたいそうです㊗️
香合の下に敷いてある紙釜敷が松だったり、お手洗いのタオルが鶴だったり、お茶碗に金が使われていたりとおめでたいという気持ちがいろんなところから感じられました☺️
また、お正月ということで、粟餅のぜんざいを頂きました。粟餅ははじめて食べたのですが、甘くてもちもちプチプチしてて美味しかったです。
あんはよく食べるぜんざいのものよりももったりしていて、もはやあんこというくらいでお腹いっぱいになりました。
床の間花瓶には、先生のお庭に咲いているお花がいつも飾られています。本来は椿を飾るそうですが、まだ固い蕾だったそうで、嵯峨菊も飾られていました。
嵯峨天皇にまつわる菊だそうで、昔は宮中でしか見ることが出きなかったそうです。
床の間の掛け軸の説明を先生がしてくださっている時に、玄関の掛け軸のお話になりました。
さっき玄関を通って茶室まで来たのに、掛け軸がかかっていることに気がつかなかった自分に驚きました。
目的地に向かってまっしぐら・・というのも悪くはないですが、いろいろなものに目を向けて楽しむ余裕を持ちたいです。
そして、ぜんざいでお腹いっぱいなのに、ちゃっかりお菓子も頂きました。
今回は、松江にある三英堂の菜種の里という黄色い落雁でした。
「これ落雁なの?」というくらいふんわりしていてめちゃくちゃ美味しかったです😋
もう一つは、両口屋是清の志なの路と二人静でした。
志なの路は、営業時代にお客様のところでお茶菓子ととして出していただいた想い出のお菓子です。
私が一人で懐かしんでいると、先生が二人静の想い出話をしてくださって、想い出とセットになったものってなんだか嬉しいものだと思いました。
もちろん日々食べるという行為をしているので、何万とあるのでしょうが、ずっと心に残るものは多くはありません。
嬉しかった記憶も、なんとなく覚えているものも、悲しい記憶も、思い出が蘇ると2倍にも3倍にもなってまた自分の心に残ります。
そういうことを積み重ねていけることがとても幸せですし、そこに想いを馳せる余裕があることがありがたいです。
次回のお稽古でもパンクするであろうこと間違いなしなので、今から緊張する気持ちもありますが、、
先生が京都でしか食べられない和菓子を買ってきてくださるそうなので、行くしかありません🥰
楽しみだな〜💕