お茶のお稽古15
お茶のお稽古15回目について書いておきます。
床の間
お軸には、「松樹千年緑」という言葉が書かれていました。
松の樹はずっと青々としており、おめでたいさまを表現しているそうです。
お茶の世界では、まだまだ初釜シーズンのようです。
花入れには、先週に引き続き、白梅の花が咲いていました。
先週と同じ枝だそうで、寒い冬の中に花を咲かせ続けるなんて、すごい生命力ですね。
お菓子
この日のお菓子は、富山県にある五郎丸屋さんの季節の薄氷の「雪うさぎ」と、宗家源吉兆庵の織部錦、末富さんの京ふうせんでした。
雪うさぎはなんとも可愛くて、甘くて、洋菓子のマカロンのような存在に思えました。(私はマカロンが好きです。)
五郎丸屋さんは、薄氷でとても有名な老舗の和菓子屋さんです。
田んぼに張る薄氷を模したものを古くから作られていましたが、時代の変化と共に売上が低迷したことがあったそうです。
そこで可愛いモチーフのものや色とりどりの綺麗なお菓子を作りはじめ、業績がV字回復したそうです。
変わらないことは大切ですが、変わらずに続けていくために変えていく必要もあるのだと思います。
大変な努力をされている方がいることで、楽しいお茶の時間を味わうことができたり、日本の伝統が続いていくのだと、とてもありがたく感じました。
長板総荘薄茶点前
先週に引き続き、長板総荘のお点前でした。
この日は、先にお稽古される方がいらっしゃり、お点前を見ていたため、
私の番が来た時に、先生に「細かく言わなくても大丈夫よね」と言われ、アセアセしました。
結局、細かくご指導頂いたのですが・・・😓
前回アドバイス頂いたところは注意してできたと思うので、よしとしようと思います。
また、この日は長くお稽古を続けている方もいらっしゃって、はじめて濃茶点前のお稽古も拝見することができました。
感想
他にも、折撓(おりだめ)の棗のお話を伺ったり、歴史のお話を伺ったり、とさまざまなことを教えていただきました。
集まる社中(同じ先生から教わる生徒のこと)が異なると、興味も異なるため、先生がお話してくださる内容も自ずと変わってきます。
私も興味の幅を広げて、たくさんの話を引き出せるようになりたいです。
また、初釜のあとにはお礼状を送る必要があることを先生がこっそり教えてくださいました。
全く想像がつかず、調べもしておらず、、、恥ずかしかったですが、それも含めてのお稽古だと思いたいです。。
家に帰って、即お礼状を書いてお送りしました。
お礼状を書くのもなかなか難しいですね。。
サラッと書けるようになりたいものです。
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