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絵付体験
先日、茶道の青年部で開催されたお茶碗の絵付体験にいきました😊
絵付と言っても初めから絵を描くわけではなく、
先生がイッチンまで仕上げてくださっている交趾焼のお茶碗に、色付けをするだけです。
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筆で色を塗るだけなのですが、これがけっこうむずかしい。
こんな小さな柄でも塗りむらが・・・。
また、イッチンの上まで塗った方がいいそうなのですが、上まで塗るとはみでそうになったりします。
ほかにも、焼き上がりの色は「ピンク→赤」「青→緑」・・・というふうに変わるので、
どんな配色にするか考えるのにも頭を使いました。
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最終的には、焼いてみるまでわからないそう。
焼き上がりが楽しみです🩷
交趾焼は、イッチンで縁取りされた絵が描かれている焼き物のことです。
交趾焼は、どこの釜で作られても交趾焼だそうで、
唐津でも九谷でもこういった形のものは交趾焼と呼ばれるそうです。
お茶碗以外にも、水差しや人形など、さまざまなものがあります。
なぜ交趾というのかについては、はっきりと解明されていないそうです。
明の時代、ベトナムのあたりのことを交趾と言ったそうで、
そこからの説、
清との貿易船が交趾船と呼ばれており、そこからきたのではないかという説があると伺いました。
先生がお茶碗が出来上がるまでについても、丁寧にお話ししてくださったので、ただ色をを塗るだけでなく、いろんな想像が湧いてとても楽しかったです☺️
また、社中とワイワイ柄や色を相談したり、出来上がりを見せあったり、とっても充実した時間になりました。
実は、茶道具は、見ると可愛いなとは思っていましたが、本で読んでもイマイチ興味を持てずにいました。
しかし、実際に茶道具を作っている方からお話を伺って、自分で作ってみると、どんどん興味が湧いてくることを実感しました。
実際にやってみることが、自分にとっても合っているということを再認識する良い機会でした🥳