【★★★】悲しみは消えるのか
こんにちは。もとかんです。
今日は悲しみはきえるのかについて話していこうと思います。
心の負担を感じる可能性があります。ご自身の体調に合わせて閲覧お願いします。
悲しみの記憶と『もう〇〇できない』という感情
母を失った当初、突然訪れる深い悲しみが私を襲いました。
母が亡くなった当初から数年間は突然ぐーーっと強い悲しみが沸いてきたのを覚えています。
母のことを考えたり、母を想起させるできごとだったり…
その悲しみの中には
もう会えないのか
もう話せないのか
もうどこかに出かけられないのか
もう料理を教えてもらえないのか
などたくさんの
もう〇〇できない
という気持ちとセットでした。
一緒に気持ちや出来事や行動を共有できるというのは、生きている人間にしかできないのだなと感じました。
悲しみの中でたくさん泣きました。
悲しいと言いました。
支えてくれた人たち
そんな悲しみの中、支えてくれたのは主人や子供たち、心理士さんでした。
主人は当時の私の話を聞いたり、ただそっとそばにいてくれました。
また、子供がいたことは私にとってある意味生活を維持しなければいけないという生物としての役割を与えてくれました。当時子供もまだ小さかったので手のかかる時期でもありました。
母を思って悲しむ時間も、子育てをしなけばいけないので気がまぎれて悲しむより、目の前の子供の世話の方が大切が重なっていました。
そう思うと、私のもとに来てくれた子供たちには本当に感謝です。
心理士さんとの話は前回のこちらをご参照ください。
たまに振り返りながら、前を向いて生きる
そんな時期を過ごし、気がつけば8年という歳月がたちました。今は悲しいという感情に押しつぶされそうなときはあまりないのですが、街で買い物している親子をみたり、話を聞いたりすると「いいな」と思い小さい悲しいなという思いが沸いてくる時もあります。
母との時間は8年前に終わってしましましたし、一緒にやりたいこともたくさんありました。
悲しみは全部は消えません。
でも今自分には主人や子供たちとの新しい家族があります。
今の時間が大切です。
時に振り返り、悲しみを感じるときもあると思いますが、今ここにある大切な時間と家族を抱きしめながら、これからも歩んでいきたいと思います。