【★★★】自分だけ幸せになっていいのか
こんにちは。もとかんです。
今日は自分だけ幸せになっていいのかという話をしたいと思います。
母が亡くなってから、私は遺された側となり、その死は唐突であまりにも衝撃的でした。
また、遺された私だけ幸せになっていいのかと考えるときがありました。
主人もいて、子供もいて過程は平和で普通の幸せを感じていたのですが、亡くなった母への罪悪感を抱えるようにもなりました。
今ある幸せを感じてはいけない気すらしていました。
主人の言葉
ある日、ふと主人が言った言葉が私の心に深く響きました。
「幸せになっちゃいけないなんて、思わないでね」
と言われました。
私は自分が幸せになってはいけないと思っているなんて彼に伝えていなかったので驚いたのですが、一緒に暮らす中で何か感じっとったのかもしれません。私にそのように伝えてくれました。
また、彼の言葉に救われました。
彼はきっと、自分の家族として、私も幸せであってほしいと思ってくれていたのだと思います。
その言葉は温かく、私自身今の生活に幸せを感じていいと何か許しを得たようなそんな感覚でした。
私は私、母は母
当時の幸せになってはいいのかという思いも今は薄れ、普通に幸せに暮らしています。
段々と母の死を需要する中で、
私は私の人生、母は母の人生
と別の人生として考えるようになりました。
親子として20年以上一緒にいて、私の人生に母という存在は不可欠でした。
ずっとそんな人生が続き、80歳くらいになって母とお別れかななんて勝手に想像していたので、長い人生母はずっといるものだと思っていました。
でも母との別れを経験して、
母のいない人生となりました。
これから先も母との思い出を作ることはできません。
でも、母は母の人生だった。
母の人生はどんな人生だったのか幸せだったのかは本人でないとわかりません。
私は私の人生をこれから歩めばいいのではないかなと思いました。