怖い夢を見た日

会社の上司の訃報を聞いた夢を見た。
聞くとすでに葬式まで済ませているらしい。
会社の誰も知らされず、偶然に判明した突然の死。

飛び起きた。

これって現実でも起き得るなぁと。
パートナーも居ない一人暮らしの自分が死んだ時、誰が見つけてくれて誰が誰までに私の死を伝えてくれるのだろうか、とか。

自分にとってとても大切な人なのに、その大切な人が亡くなっても血縁関係にはない自分には連絡が来ないのだろうか、とか。

大切な人なのに電話番号は知らない、知っていてもスマホにしか控えてないから、公衆電話からはかけられないなぁ、とか。

なんだか色んなことを考えた。

寝起きの頭で考えた結果、とりあえずLINEの一番上に名前があればその人が今死んだとしても仲が良かった友人として誰かに連絡してもらえるかもしれないと思い、早朝4時に「生きてる？」と送った。

おかしな話だ。

でもいたって真面目だ。

15時前に返信があった。

「いきてる」