拓

昨年同様にインスタグラムのストーリーでフォロワーの皆さんに、
「2023年を漢字一文字で表すなら何？」
と聞いてみた。そして私も考えてみた。

昨年の漢字一文字↓

今年の漢字は「拓」
拓く。ひらく。

いろんな方面で自分という人間を開拓した一年だったな、と感じる。

まずは、住所を東京に移したこと。
東京に住むということを何の理由もなく諦めていたので、深い意味もなく突然住むことにした。
正直、30歳という年齢に対してブレーキをかけようとしていたが、そもそもそんな考え方が好きじゃなかったと気づいた。
行ってみればいいじゃんと自分で自分の背中を押した。

来てみたら相当住みやすい。過去一で住みやすい。
他人に過度に関心を持たない、多様性に溢れるこの風土が性に合っているみたいだ。
散歩が好きだから電車やバスでも行けるけど、一駅間の距離が短いから歩ける。
少し歩いただけで、土地の名前が変わり、土地柄が変わり、人が変わるのも大変に面白い。

急に思い立って行動するから、行きたいところにサクッと行けるのもありがたい。

東京は情報が早いという部分でしか魅力を感じていなかったが、結構相性の良い土地だったと知れた。

あとは転職。
ずっと生業にしてきた治療家・トレーナーの職種から離れて、全く関係のない新しい職種、新しい事業に転換したこと。

患者さんや選手のマネジメントといえば、近いところは業務内容のうちの一つではあったが、まず相手が行政や教育機関となると話は全く変わってくる。
将来的には独立することも視野に入れているため、ベース作りの一つとして転職に踏み切ったが、良い判断だったと思う。

それによって社内外問わず、数えきれないほどの人間と触れ合うこともできた。

あと、自分がこの10年、アルバイトも含めて社会で働いて培ってきたものが、高く評価されたのが嬉しかった。
芽を摘むように、抑えつけられた時に腐らず努力してきたことがようやく陽の目を浴びた気がした。過去の人間たちに、腐らなかった自分に感謝。

社内の上司や同僚はとても良い人たちで、自分自身をある程度開いた状態で関わることができている。
今まではNOが言えなかった。でも今は言える。
飲み会でもそう。行きたくないとか、お酒は飲まないとか。
今の会社の人たちは否定しないで、傾聴し、尊重してくれる。
だから私もその人たちのために、会社のために頑張れる。

そしてプライベートに関しても自分を拓いたなと思える。

上記の内容にも被るけど、同僚とご飯に行くことが増えた。
しかも自分から誘って。これは今まで本当に無かった。
かなりの進歩なんだよなあ、私からしたら。笑

あとキャンプに連れてってもらった。
面倒くさがりだからあんなに準備が必要で、手間のかかること嫌だなと思っていたし、陽キャのお戯れだとも正直思っていた。

だけど、実際に行ってみると私の中にバチッとハマる感覚があった。
山が好きだし、星空も好きだし、時間の概念がないあの感じもたまらない。

最高すぎたね。
家に帰ってから一人での車中泊の動画見ちゃったりなんかしてね。

いつかまた行こうと思う。

「拓く」にフォーカスするとこんな感じの振り返りになるかな。
でもね、一応今年の初めに書いた抱負はこちらなんですよ。

「繋ぐ」↓

読み直してみたけど、拓くことで繋がったから良しとしようかなと思う。

来年の抱負はさっき決めたので、きちんと文章で書けるようもう少し思考を練ってみます。

皆さん本年も大変お世話になりました。
また来年もよろしくお願いいたします。