わざと忘れて心を整える

実は私は自宅とは別に部屋を借りている。
これは自分の逃げ場を作る場所であり、いかがわしい事を目的とした部屋ではない。今年の2月までは14年間、旦那に自尊心を傷付けられる言葉の暴力を振るわれたら、すぐに私は家出をしていた。(私の旦那はキレると、人を言葉でボッコボコにする)
その日のうちに帰ることもあれば、どこかに泊まって翌日帰ったり、そのまま旅行に出掛けてしまったりしていた。
一時期それが酷くて、カウンセラーの先生に相談したら、逃げ場を作れたら作った方がいい、という話になり、今年の2月から部屋を借りることにした。

昨日、心身共に疲れがMAXだったので、久しぶりにセカンドハウスに行った。
1人になる時間は発達障害の人にとって、とても大切な時間だと私は思う。
身体がここまで疲れたのはもちろん、オープン日までの蓄積された疲れが一番だが、昨日は引き金を引くことがあった。
その原因である「LINE」を営業中に見た瞬間に具合が悪くなった。
取り敢えず、日曜まで休みがないからそれまで考えて返事をします、とだけ返事をした。
そのことが頭から離れず、久しぶりに嫌な気持ちになり、これを明日に持ち越したくないと思ってセカンドハウスに行った。

結論。
日曜まで頭の中から「なかったこと」にした。
だからこれを書く今の今まで、頭から消していた。わざと忘れたのだ。
そうすることによって、バランスが一気に好転し、今日はいつも通り笑顔で楽しく仕事に集中出来た。
時には「忘れる」こともとても大切なこと。
普段は「忘れちゃいけないこと」だらけで私の脳は占領されている。
でも忘れたくないのに、忘れちゃう。
それをわざとするんだから、ストレス発散の何ものでもない。
今までは、この切り替えがなかなか出来なかった。
でも日々同じルーティンでやることもたくさんあって楽しく過ごしていると、切り替えることも出来るのだと実感。
規則正しい生活、運動、勉強、これ本当大事。
発達障害の人には絶対効果抜群だと思う。


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