トラベルライター★デビューを振り返りしてみた1
「どうやってトラベルライターになれたんですか?」と言われたので、自分の歴史を振り返ってみることにしました。
トラベルライター
旅ブロガー
誰かの参考になれば幸いです。
海外旅行をしたのは大学生になってから。
日本以外の街、文化、人、食に触れて、世界はまだまだ知らないことだらけ
というのを感じて、
いつか旅行の本を作りたい。と漠然と思っていました。
でもどうやってできるのかよくわからなかった私は旅行会社に就職しました。
その頃、ブログで旅行のことを書いていた人はいたかもしれませんが、そういうものがあることは全然知りませんでした。あと、本屋に行けば旅行記を書いている人がどんな人か調べたり。。。。そういうことはせず、とにかく会社に入ったら手っ取り早いって思っていたかもしれません(笑)
でも、配属されたのは営業職。
てか、そもそも、その旅行会社は本を作ったりはしていないのに、いつか作りましょうって言ってみよう、なんて思っていたんです。今思えば、若気のいたり!?みたいなものでしょうか。
でも、そんな野心?というか、無謀な挑戦をするまでもなく、「やっぱり出版社に入るほうが早いんじゃない!?」と思って、方向転換。
とはいっても、出版社は狭き門。
どこかしこも中途採用は経験者のみ。
唯一引っかかったのは、ガイドブックを作っている編集プロダクション。
ここならば、旅の本が作れるかも!
世界中を旅行しながら、いろんな場所を人に紹介するような文章が書けるに違いない!
そう期待に胸を膨らませるも、最初の仕事は「電話かけ」
今となってはどこに電話をかけていたのかもう忘却の彼方へといってしまったのですが、
たぶん、ガイドブックなどに掲載している電話番号や営業時間などのデータが間違っていないか、掲載先に電話をして確認をしていたんだと思う。
実は、この地味な電話確認は、トラベルライターになってからもずっとやっていたので、今思うと大切な基礎仕事だったかもしれません。
*日本国内の取材先のみ
でも、毎日毎日ずっと電話かけをしていた私はなんだか気分が塞ぎ込んでしまい、すぐにやめてしまいました。どうしても気分が上がらなくて続けられなかったのです。ごめんなさい><
今思うと、本当に身勝手だったなあと思うのですが、そのおかげで、あることを思いつき、行動に移しました。
それは、出版社に履歴書を持っていったり、送りまくるってこと。
当時は、無我夢中で気づかなかったけど、今思うと、旅行の本が作るためのとっかかりが何かないかなと種まきを必死でしていたんだと思います。
実績もなく旅行の本が作りたいんでと履歴書だけ配り歩いていた自分がなんとも、、、、。ポジティブにいうと愛おしいですが、無謀そのものですよね(笑)
で、その時に興味を持ってくれた方から、連絡があり、「ひとり旅読本」というシリーズで執筆することになったのです!
夢のような話です!
葬り去られてもおかしくないほどの(笑)、履歴書を覚えていてくださり、
「あの子に頼もう!!!」と連絡をくれたなんて
ミラクル
そのものです!
数名のライターさんで書く、共著というスタイルで書かせてもらいました。
しかも、履歴書ばらまき事件(笑。事件って呼ばなくてもいいけど)の後、ご縁があって、出版社の契約社員として働けるようになっていたので、トラベルライターとしてデビューした時には、すでに原稿を書いたり、取材をするという経験をつけてから、取材先の上海へと旅立ったのです!
とはいえ、私が働いていたのは20代向けの女性ファッション誌。
美容やファッション、ダイエットのことなどを記事にするのと、旅をした旅行記を書くのは
書き方も180度違って、
何度も何度も納得できるまで書き直していました。
ちょっと長くなったので、続きをまたパート2として書きたいと思いますが、
トラベルライターになったきっかけは、ある意味、棚ぼた!?というか、チャンスが急にやってきた!という感じでしょうか。
ただ、これだけははっきりと言えるのが、
当時を振り返ると
旅行の本を作れなかったらどうしよう
トラベルライターになれなかったらどうしよう
この先私はライターになれるのか
といった、「〜じゃなかったらどうしよう」という不安や恐れみたいなものは一切考えていなかった気がします。
漠然と、「〜なれたらいいな♪」「なりたいな♪」という気楽なものだったと思います。
どうしてもどうしても!!って執着するとそれが重りのようになって叶いにくかったりするこの世の原理と同じことかもしれません。
というわけで、トラベルライターになってどんなことをしてきたかをまた次の記事で書きたいと思います。
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