動揺の朝は　少しの事がきっかけで　最高な朝になる

昨日の私には朝から大切な任務が任せられていた

それは小学生の朝の登校を見守る仕事（その名は立哨当番）

立哨当番のお仕事は朝が早い　子ども達より早く出て定位置にスタンバイする必要がある

その時間を　自分の時間として　ゆったりと過ごす私にとっては　その日ばかりは　気を引き締めなくてはならない大事な日

その担当も今回で最後となる

今年次男は卒業する　だから自然と私も卒業する

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今回の　立哨当番は　いつもと違う異例な事態だった

事前報告なし　担当ペア―も初ペア―　しかもその相方さんは私が苦手とする方　しかも　ついでに朝から私の歯が疼くと言う　なんともグロッキーな　サプライズ立哨　ｗ

私は　心の動揺が隠しきれづにいた

始まる前　

今日は「うまく行く！うまく行く！」と　暗示をかけ　気持ちの動揺を落ち着かせた

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そんな　落ち着かない　気持ちで挑んだ最後の立哨当番　

気持ちは晴れず　その場でストレッチをしながら　子供達が来るのを待った

体も少しづつ温まってきたころ　

遠くの方から　列になって歩いてくる小学生が見えた

子ども達の姿を見つけると　私の身は引きしまった　自然と気分は平常に戻り　子供達が近づくにつれ　気分は上昇してきた

顔を見て「おはようございます」と　挨拶すると　そこから上昇スイッチは　ONのまま

「おはようございます！」と　返ってくる言葉にも嬉しさが込み上り　動揺していた私の気分は一気に吹っ飛ぶ

　普段こんなに　声を張り上げて挨拶する場所へは行かない　しかし　その時ばかりは　沢山の子供たちに　『おはようございます』『いってらっしゃい』と　気持ちよく伝えられる　とても気持ちがいい

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見守りながら　挨拶していく私は　その中で　いつもと違う光景に気がついた

学校の登校スタイルは　地域ごとに班を作り　決まった班で登校するスタイル

最近までは６年生が先頭に立ち班長を務めていたが

その日は５年生が先頭に立ち６年生は最後尾へと　入れ替わっていた　

学校からも子供からもその情報を聞いて知ってはいたが　目のあたりにすると　また１つ大人へと近づこうとしている子供たちがここにいる

皆それぞれ違う形で成長し　新たな場所へと進んで行く変わり目の時　その光景に　私は卒業が近づいていることを肌で感じていた

卒業する６年生は　守り　模範を示す立場から　見守り　支える立場へ

その後を継ぐ５年生は　見守り　教わる立場から　守り　模範を示す立場へ

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高学年にもなると　ほとんどの子の挨拶はクールな挨拶へと切り替わっていく　うちの子もその中の一人　とにかく塩対応ｗ(朝はいろいろ気持ちの整理にたいへんです。)　←こちらの次男の朝の気持ちにかんして書いている記事をリンクさせていますので参考がてらにどうぞ☆彡

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これも成長　小さな時に迎える人見知りのように　思春期を迎えている歳　

しかし　いろんなそれぞれが　ありながらも　私が発した挨拶に　何かしらのアクションを起こしてくれる子供達

小さな声でも　挨拶してくれる子　

会釈してくれる子　

笑顔で答えてくれる子　

目線を送ってくれる子

いろんな形で応えてくれる姿を感じることが出来　

自分の出来る中でのアクションを見せてくれたことが嬉しかった

班でも　いろいろと違い

うつむき加減な班

飛び切り元気な班

ゆっくり歩く班

早く歩く班

笑いが絶えない班

班にもいろんな色があり　ここにも子ども達の社会がある！

と　感じた時間でもあった

３０分と言う短いのか長いのか分からないその時間は

私にとって　元気を貰える素敵な時間

それを　私は初めて知った　

いや　知っていたのかもしれない　私はここへ元気を貰いに来ているんだって事

決められた役であって　朝早くて　自分の時間も削られるんだけど　いろんな子供たちと　挨拶をとおして　関われるこの時間は私にとって　大切な時間だったんだな　

しかし　そんな時間はもうおしまい　

私は　最後の日を楽しむ

子ども達が元気に学校へ登校できるよう　明るくはっきりした声で　堂々と挨拶をし　子供たちをサポートする

時間になり　両方の旗が振られると　そこで立哨任務は　おしまいっ！

ここで　仕事はおしまい！

少し寂しさは残るけど　

この時間の大切さを知ることが出来た　

可愛かった　嬉しかった　楽しかった　ありがとう☆彡

辛かった私の朝は　子供達との挨拶をとおして

気分の晴れた最高な朝になり　にこやかな　気持ちでいっぱいになれました

(いつの間にか　歯の疼きも無くなっていることが不思議ｗ)

おしまい

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私の最後の立哨当番任務を終えての感想を書かせてもらっただけの文章ですが　最後まで聞いて下さりありがとうございました☆彡