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HSPライフハック(13)「少し図々しくなってみる」
こんにちは。オリーブです。
このライフハックシリーズでは、HSPのあなたが少しでも心穏やかに過ごせるような、小さなヒントをお届けしています。
今日も今日とて、少しずつ更新。
さて、今回のテーマは──
「少し図々しくなってみる」 です。
「図々しい」と聞くと、少しネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。
特にHSPさんは、相手の気持ちを敏感に感じ取れる分、「相手に迷惑をかけたくない」「嫌われたくない」っていう思いが人一倍強いことも多いと思います。
でも、その優しさが、相当あなたを苦しめていることもあるんです。
人に頼むべきところで自分だけで頑張ってしまう
本当は断りたい誘いを無理に引き受ける
自分の意見を遠慮して飲み込んでしまう
こんなふうに、「謙虚すぎること」が、気づかないうちにあなたの心の負担になっているかもしれません。
少し図々しくなることは「悪いこと」? ことHSPさんにとっては、、、
ここで私が伝えたいのは、「ずっと図々しくしていなさい」ということではもちろんありません。
大切なのは、「少しだけ図々しくなる」こと。
例えば、こんな場面で考えてみてほしいのですが、
会議で発言してみる
困ったときに助けを求める
苦手な誘いを丁寧に断る
これ、HSPさんにとっては少し勇気がいるかもしれません。いや、そうですよね。
でも、私が一番強く伝えたいのは何かというと、
「HSPであるあなたなら、多少図々しくなっても、非HSPさんと同じくらいの人当たりになるだけ」ってことです。
私の経験上、HSPさんが「これって図々しいかな、、?」と感じるレベルは、ほとんどの場合、相手にとっては失礼にすら映らないのがほとんど。
むしろ、「自分の意見が聞けて嬉しい」と感じてもらえることも多かったりします。
だいぶ前ですが、職場で急ぎの仕事を抱えてパニックになったことがありました。
でも、私は「これくらい自分でなんとかしなきゃ」と思い込んで、誰にも助けを求めず。
結果的に、仕事はギリギリで仕上がったものの、その日はぐったり。
翌日、同僚に「昨日、大変そうだったけど声かけてくれたら手伝ったのに」と言われたとき、ハッとしました。
「助けを求めることは迷惑じゃなく、むしろ相手にとっては頼られる嬉しさを感じることもあるんだ」
その経験から、私は少しずつ人に頼ることを意識するようになりました。
最初はドキドキしたんですけど、結果的に関係が深まるきっかけになったり、周りとの信頼感が生まれたりすることも多かったです。
図々しくなるためのちょっとした練習
では、どうやって「少し図々しくなる」を実践していけばいいのでしょうか?
1️⃣ 小さなお願いから始める
「これ教えてもらえる?」「これ、一緒にやってもらえる?」
そんな小さなお願いからスタートしてみてください。
2️⃣ 断る練習をする
苦手な誘いは、無理に引き受けず「今日はちょっと難しい」「厳しいかも…!」と断ってみる練習を。
丁寧に断れば、相手も悪く思いません。
3️⃣ 自分の意見を口に出す
会議や話し合いで、「私は・・・こう思います」と自分の考えを少しだけ言葉にしてみましょう。
図々しくなっても、大丈夫だよ、ほんと
「少し図々しくなる」ことで、自分がラクになるだけでなく、周りの人との関係もより自然体になっていくかもです。
HSPさんは元々、相手に対して優しさや配慮がある人が多いので、「少し図々しいくらい」でようやくバランスが取れることが多いんです。ここ、今日は覚えて帰ってください。(どこに帰るんだ)
「少し図々しい自分」を許してみる
今日から、ほんの少しだけ「図々しい自分」を許してみて、
決して「自己中心的」ということではなく、自分の気持ちを大切にするための行動です。
では、今日はこの辺で。
まあ少し勇気がいるけど、図々しくしてみよう!ってちょっと思うだけで、勇気が出るってイメージですね。
失礼をする、のとは違うので、履き違えないようにだけしてください。(そんな人、いないと思うけど)
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