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宮部みゆき『あやし』で楽しむ江戸時代の言葉たち

宮部みゆきの『あやし』を読了。

こちらは会社のイベント “GM” で訪れた
奈良県橿原市にある今井文庫さんで¥100で購入したもの。
今井文庫さん、店内の一角にある古本は購入できます。

よれてるのがいい味


時代物書いたら宮部みゆきさんを超える人はいないと思っています。
江戸にまつわる「あやし」な短編集なんですが、
読みやすいのでおすすめです。

宮部みゆきさんの本を読むときはいつも調べながら。
他の本より読み終わるまで時間が掛かりますが
知らない単語にたくさん出会えるので楽しいです。

<宮部みゆき作品で知った好きな単語たち>
・おきゃん…若い女性の活発で、慎みのないこと
・器量よし…顔立ちが美しいこと
・灰神楽…火の気のある灰に湯や水をこぼした時起こる灰けむり
・椿事(ちんじ)…思いがけない大変なできごと
・口入屋…職業周旋業者

上記はほんの一部です。
おきゃんな娘とか、灰神楽が舞うとか、
普段耳にしないですよね。
ちょっと読むとすぐ知らない言葉が出てくるんですよ。
江戸時代の言葉って面白い。


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