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サンタクロースが赤い理由―コカ・コーラのキャンペーン

こんばんは、オオヤです。

クリスマスですね。
だからどうということもなく、普段通り過ごしています。
ただ、折角なのでクリスマスにちなんだ内容を書きたいと思います。

クリスマスといえば、サンタクロースは切り離せないものだと思います。
ちなみに私が子どもの頃、プレゼントをくれるのはサンタさんだと信じた期間はほぼありませんでした。

そんなサンタクロースにまつわる話を。


サンタクロースの起源

そもそもサンタクロースの起源、モデルは誰か、ご存じでしょうか。

私も詳しくは知らなかったのですが、「聖ニコラウス」(聖ニコラス)だと言われています。

彼はもともと紀元270年ごろに生まれたギリシャ人で、ミラの司教になった。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/121800491/?P=2

そんな聖ニコラウスがどのような経緯を経て今のサンタクロースになったのか、以下の記事に書いてあります。

西暦1200年ごろには、ニコラウスは子どもたちの守護聖人であり、魔法を操り、贈り物をくれる人として知られていた

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/121800491/?P=2

聖ニコラウスはその逸話から、子供たちに贈り物をくれる象徴になりました。

様相ががらりと変わったのはその後、19世紀の前半のことだ。クリスマスを家族で祝う行事にしようと、何人もの詩人や作家たちが尽力した。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/121800491/?P=3

そして、そのイメージはバラバラだったところから、多くの作品によって今の形に近づいていったようです。


サンタクロースのイメージが世界的に広まった理由

今ではサンタクロースといえば赤い服白ひげのイメージです。

しかも世界的に同じようなイメージが広まっています。

虹の色でさえ各国で異なるというのに、サンタさんのイメージがほぼ同じなのは、理由があります。

これは有名な話ですが、「コカ・コーラ社」がクリスマスキャンペーン用に赤い服で白ひげのサンタクロースのイラストを用いたから、というものです。

その当時コカ・コーラ社の広告アートを担当していたハッドン・サンドブロムに依頼して制作した広告によって、赤い服を着た、白髭で陽気な微笑を浮かべたサンタクロースが描かれました。以降、コカ・コーラの世界進出に伴って、このサンタクロースのイメージもあわせて世界的に定着していったと言われています。

https://j.cocacola.co.jp/info/faq/detail.htm?faq=17977

もちろん、赤い服のサンタクロースのイメージの作品はそれ以前からありますが、それをここまで定着させたのは、世界的なブランドであるコカ・コーラだというのは本当だろうと思います。

コカ・コーラのイメージ

コカ・コーラ」と聞けば「」というブランドカラーがすぐ思い浮かぶくらい、圧倒的なブランディング力を誇っていることも説得力があります。


さいごに

今回、クリスマスにちなんでサンタクロースについて書きました。

その起源やイメージの変遷はきちんと調べてみると奥深いことがわかりました。

そして、現代のサンタクロースのイメージはコカ・コーラ社によって定着したことも触れましたが、改めてブランディングのパワーを感じます。

世の中には知らないうちに仕掛けられ、それが定着していることは数多いのだろうなとも思います。

どちらかといえば、仕掛ける側でありたいと思いつつ―メリークリスマス!

それでは、また次回♪

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