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2020.03.18 労働基準法

 マスク製造に従事する労働者に対して、労働基準法に基づく災害や緊急時に対応として労働基準法の適用外とするニュースを目にした。

 よくよく調べてみたら、災害時など普及の際、36協定がすぐに締結できない場合を想定して事後に協定を結ぶことができる。それが、締結した36協定を超えて法律の上限を超えて働くことができるという解釈になるか、全く理解出来ない。

 労働基準法については、岩波ジュニア新書から出てる『労働法はぼくらの味方!』著 笹山直樹人がオススメ。4月からアルバイトを始める学生さん、就職する新社会人は読んで損がない。そしてなによりも「労働基準法」の概念が理解できる。分かりやすいのが下記の引用である。

『法が、労働組合の活動を手厚く保障するのはなぜか。(中略)労働法は、自らは労働条件の最低限を定めたに過ぎない(中略)だから労働組合に、がんばってくれよ、というエールを送っているんだよね』

 そう、労働法はぼくらの味方なのだ。

以上

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