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少し病んでいる
現在、少し病んでいる。
社会に出てからも、ほとんどの悩みは人間関係。
そんなとき、思い出す寓話がある。
「蚊と牛」という寓話だ。
蚊が牛の血で食事をした。
更に角にとまって休み、目的地付近まで運んでもらった。
蚊は立ち去る際、牛に話しかけた。
「牛さん、ありがとう。快適な旅だった。」
「食事も休む場所も、更に目的地まで連れてってもらった。」
「迷惑をかけたかもしれないね。」
すると牛はこう答えた。
「いや、私は君がいたことに気がつきもしなかった。」
「そして、もし君が声をかけなければ、立ち去ったことさえ気づかなかっただろう。」
私はマメな方だ。たぶん・・・。
だから他の人なら気にしないことを気にしてしまう。
そのたびに、この話を思い出している。
他人というのは自分が思っているほど、人には興味がないことを。
そして、この敏感さは教師には必要なスキルだ・・・。と。
そう言い聞かせるために、今日はこの話を文章にしてみた。