もっと先が読みたくなる、冒頭の仕込み
文章には、無数の構成がある。
頭から、お尻まで。
ガッツリ作り込んで完成する。
では、構成ではどこが大切でしょうか?
起・承・転・結。
どこも欠かせない部分だけれども、
一番クリティカルな部分。
序盤? 中盤? 終盤?
私なりの見解を。
序盤、つまりは
冒頭です。
冒頭とは、お店の客引き。
「さあさあ、寄ってらっしゃい!」
というイメージでしょうか。
あなたが”なんとなく”読んでしまった文章を
思い出して欲しいのですが、
どうして「読み進めてしまった」のでしょうか?
クリエイターが好きだから?
面白いから?
理由はたくさんありますが、
「興味があったから」に集約されます。
客引きでイメージして欲しいのですが
「お客さん、寄っていかない?」といわれても
興味がなければスルーしますよね?
冒頭も同じ。
うーん、いいかなと思われたら
お客様は素通りしていきます。
冒頭を作りこむ。
お店でいえば来店してもらうこと、
そこあと、商品を見てもらうこと。
文章でいうと、
読み進めてもらうことなんです。
⭕️ 冒頭をつくりこむ5つの工夫
僕らの文章を読み進めてもらうための冒頭では
どんな作り込みをすればいいのだろうか?
興味をうむ冒頭はコレ!ってのは
なかなかむずかしいですが、
僕が意識しているコトを5つ。
1️⃣ ターゲットを決める
要するに「誰に」向けて書くかです。
「お客さん、いらっしゃい!」というよりも
「絶品カレーを食べたい人!」と声かけしたほうが
「お!」となります。
2️⃣ 問題を話す
素朴な疑問ってやつ。
みんなが抱えている問題を打ち出します。
なぜかって?
人間は成長したい生き物だから。
問題解決なんかぶっ壊して、
ステップアップしたい。
「問題解決できる記事」。
ちょっとは興味が出てきませんか?
3️⃣ 記事のメリットをはなす
この記事で得られるもの。
それを書きます。
読み終わったら、
こんなことが知れるよ!とかいておけば、
興味を持ってくれる人も現れます。
4️⃣ 質問する
「こんなコト、やってませんか?」
みたいな冒頭です。
え、オレのこと?と思ってもらえたら
ちょっとは興味がでてきます。
コツは、日常の「あるある」に寄せることです。
5️⃣ 自分の「心の声」をいれる
やべぇ、、やっちまった。
みたいな感じ。
「え、どうした、どうした?」
みたいな好奇心をあおります。
ちょっと読んでみたい、
そう思ってもらえたら
記事をスクロールしてもらえます。
⭕️ とにも、かくにも、「読者目線」
興味がある文章は読みたくなる。
そうするためには「読者目線」になること。
どんな内容なら読みたくなるかな?
想い、想像する力が、
読者を引き寄せるのは確かです。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
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