【アニメ感想】名探偵コナン 第1087話「歩美の絵日記事件簿3」
これまでに2度あった「歩美の絵日記事件簿」シリーズの3作目。
日焼けサロンが犯行現場という珍しい回!
脚本は「歩美の絵日記事件簿」シリーズを手がけてきた大和屋暁さん。いずれは「~事件簿4」も放送されるのだろうか……?
■今週のゲスト声優について
登場キャラはコナン、歩美、元太、光彦、高木刑事、灰原、千葉刑事。
ゲスト声優は、角田康夫:白石稔さん、永野剛士:鈴木崚汰さん、ランディ・ムーア:木内太郎さん、小沢勝:金丸淳一さん。
キャスト見てびっくり!!! ベテラン声優の金丸淳一さんだったとは!?
コナンでは、確かポアロのマスター役で出演されていたはず。
■今週の感想
事件があったのは6月17日。コナン時空では何回目の6月……?
日焼けサロンクロサワで悲劇が。
角田康夫(つのだ やすお)……18歳。サロン従業員
西谷信(にしたに しん)……19歳。米花国際大学学生、被害者。
10代の被害者といえば、『探偵甲子園』の時津潤哉が思い出せる。
小沢勝(おざわ まさる)……21歳。3年連続学生チャンピオン
永野剛士(ながの たけし)……20歳。学生、西谷の大学の先輩
米花国際大学(BEIKA INTERNATIONAL UNIVERSITY)、初めて聞くような……、「米花大学」なら小五郎の出身校。「東都大学」なら内田麻美先輩が通う大学。「横浜海洋大学」は『探偵たちの鎮魂歌』に登場。
米花国際大学のボディビル部は「米国ボディ」と呼ばれているらしい。
ランディ・ムーア……33歳。コーチ
コナン界で二課の存在が匂わされるの珍しい!
犯人は小沢勝だった。トップに君臨し続けるため、永野を殺害しようとして誤って西谷を殺してしまったのだ。
犯行を暴かれて逆上した小沢を、麻酔銃で眠らせたコナンが一言。
■原作回への言及
なんと今回、原作回への言及が! アニオリでは珍しいことなのでほんとビックリ!!! しかも、アニオリには絶対に出演しない若狭先生が登場!
大和屋暁先生が、原作回もチェックされていることが判明!
ハイブリッドセラミックのインプラントは、素材に使われているレジンがブラックライトに反応し、光ることがある……。
科学の雑学をまじえた事件解説も、原作っぽくて良かった!
大和屋先生、確実にコナンを予習して乗りこなしておられる……。
■【今週のおすすめ】『ダリの繭』有栖川有栖
今回の事件、被害者がタンニングマシンに入っていたことから連想して、被害者がフロートカプセルに入っていた『ダリの繭』をご紹介。
臨床犯罪学者・火村英生が活躍する「作家アリスシリーズ」の2作目、『ダリの繭』。
宝石チェーン店の社長・堂条秀一が、自前のフロートカプセルの中で撲殺死体となって発見される。堂条社長はダリに心酔しており、繭を模したフロートカプセルの中で瞑想する習慣があった。しかし発見された社長の遺体には、トレードマークの "ダリ髭" がなくなっていた……。
火村と作家の有栖川有栖(通称アリス)は、容疑者の1人づたいに事件に関わることになる。
……というお話。たくさん登場する容疑者。その中で、有力な容疑者が二転三転していくのがとても面白い。
あと、火村とアリスの「新婚ごっこ」に、ニヤニヤしてしまった。前作よりも2人の関係性が想像しやすくなっている気がする。
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