毒親だった私の母は、なぜ「いい人」になったか、という話。
私の母は過干渉・過保護・モラハラ系の毒親で、でも私以外の人に対しては、非の打ちどころのない「いい人」だった。
そして現在の母は、「毒親らしい」言動を殆どせずに、私から見てもただの「いい人」として振舞っている。そうしようと、本人が努力している。
私に毒親だったと指摘されて、母自身が反省して心を入れ替えた――という訳ではない。母の人柄そのものは全く変わっていないのに、である。
幼少期から母の「最高傑作」として育てられてきた私は、アラフォーになるまで、自分と母の関係性に問題がある