舞台付箋 舞台『 ETERNAL GHOST FISH -永动机魚-』
10/13初日、10/18夜公演観ましたメモ。千穐楽観たらまた追記します……お手袋隊って何なんだよォォォ(´;ω;`)
■公演概要
作・演出:西田大輔
公演期間
東京 2023年10月13日(金)〜10月22日(日)
紀伊國屋ホール(東京都新宿区)
https://store.kinokuniya.co.jp/store/kinokuniya-hall/
10/17(水)休演日
・グッズ
劇場販売、現金のみ
・チケット
特典付き/全席指定/税込 12,000円
■出演
愛新覚羅溥儀(ヘンリー):鈴木勝吾
(暗殺者):萩谷慧悟
李香蘭:傳谷英里香
(俳優):山口大地
黒澤明(?):瀬戸利樹
川島芳子:田中良子
石原莞爾:萩野崇
芳子のパトロンで出資者の人:西田大輔
執事:川本成
小澤開作:藤澤マサノリ
婉容(エリザベス):柴田淳
板垣征四郎(多分):玉城裕規
(配役は観劇しながら確認中、いまだにわからん)
■作品概要
お魚シリーズ、新作。
■舞台付箋
美しく、綺麗で、複雑な、物語。
何回も繰り返すのは、は映画OSFでも錆魚でも使われた、誰かの振り返りの中での振り返り戦法が使われているのである。もうそれが誰のどの振り返りか数えるのやめれば観たままを受け入れればいいとおもうよ!
でも大枠は、小澤開作と思しきピアニストの何も選択しない、という振り返りの中での幾度となく行われた振り返りの重なりなのかなあとぼんやり考えてる。
今作は中々にややこしい。「一度だけ振り返ることができる」というファクターに対して、「本当に魚の名を見つけた者による振り返り」「振り返りの中で別の人の振り返り」「薬物(阿片)による幻覚」が入り混じり、観客が目の前に見えている光景が、現実か夢幻かわからないのである。ので、こんがらがる前に考えることをやめるとみやすくなります……
美しく、愛憎の絡まる、心を寄り添おうとして離れてしまった、愛がそこにあったと願いたい、美しく儚い、夢のような舞台でした。